【人間喜劇】渋谷実と前田陽一【特集便乗スレ】

1この子の名無しのお祝いに04/08/02 22:03ID:LlFpF1fp
どちらか御一人だけだとスレが維持できますか、心配な気もするのですが、
二人ならいいだろ。特集も近いし。

2この子の名無しのお祝いに04/08/02 23:34ID:z1t4AekL
まあ、あまり興味のある方ではないんですが、
たまたま通りがかったら、>>1と目が合ってしまって・・・
そのまんま、というのもあれですし、
なんか記念にカキコでもと思った次第で、
ほんとうにけっして、茶化してやろうとか、
そんなつもりは、毛頭ございません。
このスレの人気がでて、どんどん伸びていっていただける様に
ただただ心からお祈りしております。

それでは、誠に僭越ながら



2げと。

3この子の名無しのお祝いに04/08/02 23:56ID:TetCj1Y3
前田陽一って昔、つまんない映画作らせたら日本一って言ってたのがいたな。。

4この子の名無しのお祝いに04/08/03 00:26ID:3ygEdDcD
そりゃ言い過ぎだろ。
確かに「虹をわたって」や「lET'S 豪徳寺!」はつまらないけど
「喜劇 昨日の敵は今日も敵 」や「三億円をつかまえろ 」はおもしろいよ

5雪城忠太郎04/08/03 00:43ID:6kidS4To
「つまんないくせに、なんとなく最後まで見せられてしまう」という意味では、
たしかに当たっているかもしれない。これは「君の名は」の名手、大庭秀雄監督
あたりの芸術の域にまで達した職人芸の正統的な後継者という意味であって、松竹
大船出身の監督にとっては、最大級のほめ言葉ではあるまいか?
しかし、遺作の「新唐獅子株式会社」は、本当にひどかった。脚本の構成があれでは、
いくら名監督が撮っても、面白くなりようがない。その上、本人は、メガホン取りな
がら息を引きとったようなものだし。

渋谷実の見逃している作品を、大いに期待することにしよう。

6この子の名無しのお祝いに04/08/03 00:46ID:3ygEdDcD
「新唐獅子株式会社」って存命中に完成したんだっけ?

7この子の名無しのお祝いに04/08/03 00:46ID:/Uf9/Qu5
前田陽一、好きですわ・・・・

8この子の名無しのお祝いに04/08/03 01:22ID:YZW0Zs+0
>>6
撮影中に倒れてそのまま亡くなった。南部英夫と長濱英孝が後を引き継いで完成。

もちろん直接の面識など無く、憶測で書くのだが、前田を初めとする大船出身の監
督たちは根はお人好しで優し過ぎるのではないだろうか? だからヌーベルバーグ一派
のように派手に立ち回りもしない。野村・山田株式会社になると撮れなくなる。
もしくは、ロクな企画が回ってこない。

仕方がないので、何でも屋になって寅さんの併映、オフシーズンの気の抜けた企画や、TV
でも撮ってお茶を濁す。前田さんは「ハングマン」「裏刑事」まで撮っていた。
ちなみに「揖保の糸」のCMも、生前は前田さん。親しかったスーちゃんが出ているからw

9この子の名無しのお祝いに04/08/03 10:47ID:3ygEdDcD
6です。
レス、ありがとうございます。>>8

>前田を初めとする大船出身の監督たちは
>根はお人好しで優し過ぎるのではないだろうか?

なるほど、確かにそうかもしれませんね。
僕が最後に観た前田作品は、テレフィーチャーの
「大東京四谷怪談」(高木彬光原作の推理小説)でしたが、
前田カラーの片鱗もない、なぜ声がかかったのかわからないものでした。
それから1年くらいして訃報を聞きました。

ちなみに私、前田監督とカラオケで
キャンディーズの「年下の男の子」を歌ったことがあります。

10この子の名無しのお祝いに04/08/03 12:04ID:klGRW3US
>>9
>前田カラーの片鱗もない、なぜ声がかかったのかわからないものでした。

年を追うごとに2ドラの自由度が大変に狭くなってきていて、実に撮りにくいと聞きますね。前田さ
んが弱っていたのか、そんな状況でそうとしか撮れなかったのか、何とも言えませんね。

優し過ぎる(?)大船卒の監督さんたちは、今も2時間ドラマやVシネマなどを撮っていますね。
今日の火サスは広瀬襄監督です。森崎さんは人が悪いので(!?)劇場用新作を撮りましたが・・・。

前田さんはキャンディーズが好きだったそうですね。以下は有名な話ですが・・・。
ttp://homepage3.nifty.com/osan6/pal/pal04.htm

11この子の名無しのお祝いに04/08/03 15:32ID:xpoMu3c8
実現されなくて良かったような気が・・・
前田さんにとっても、キャンディーズにとってもw

12この子の名無しのお祝いに04/08/03 21:44ID:/Uf9/Qu5
前田陽一が撮ってたんだ・・・ >裏刑事
見たかったなぁ・・・・

ところで6さんは元助監督さんでもやってらしたのかしら?

13この子の名無しのお祝いに04/08/04 00:52ID:MoKEeSPd
高田純次さんですか?

14この子の名無しのお祝いに04/08/04 01:38ID:bxL5Jad2
>>12
前田さんのTVはこれだけ。このリスト外にもあるような気もするが。さらにドラマ以外に、
取材ディレクターとして情報番組などが多数あったらしい。
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood/7675/tv.maeda-yoichi.html

撮影所育ちの人なので、基本的には何でも撮れるのよ。松竹系監督多数の「赤かぶ検事奮戦記」などは
のんびりしたご当地モノで面白かったけど、前田さんの担当回を観たか否かは覚えていない。

見た範囲では、もともとは映画にしたかったという「昭和の説教強盗」が佳作。未見
だが「小春日和」が傑作だったと聞く。金井美恵子は、どこかのエッセイで前田演
出に原作を提供したことを自慢タラタラしている悪寒w

15この子の名無しのお祝いに04/08/04 02:24ID:SgEifXyL
きちがいぶらくでしょ

161204/08/04 12:37ID:K1sSYJB6
>「昭和の説教強盗」

あああ。
これ、見たわ。
良かったよ、面白かった。
前田監督の演出だったんだ。

17この子の名無しのお祝いに04/08/05 10:17ID:KmLmmhit
渋谷は戦後はじめのお気楽喜劇がいい。
あと10日ばかりで特集はじまるので保守。

18この子の名無しのお祝いに04/08/05 20:24ID:Fi27J7Z9
音楽評論家の渋谷陽一のスレかとオモタ

19この子の名無しのお祝いに04/08/06 01:52ID:AuMFyhIv
前田陽一というと、早稲田の仏文を出て、B級映画を濫作する一方で、パスカルの研究を何冊も
岩波書店から出しているからすごいものだ。東大教養学部でフランス語を教えていたこともある
んだよな。それから、「生きがいについて」の神谷美恵子が妹だったりするんだから、世の中は
狭いもんだな。

20この子の名無しのお祝いに04/08/06 04:37ID:U0NRKye9
>>19
突っ込んで欲しいのですか・・・? ちなみに現在、某大学法学部の教授にも「前田陽一」
さんがいらっしゃいますね。

森崎東・前田陽一・瀬川昌治で松竹監督映画祭をやればいいと思う(瀬川は元々は外様ですが)

ところで、戦後大船映画史とは、名匠の活躍、「男はつらいよ」以降の山田洋次の重用、
70年代以降の大作主義の影で、職人や群小監督が浪費されていった歴史でもあった。
森崎や東はまだ運が良い方だろう。

職人としては、番匠義彰・川頭義郎・市村泰一といった名が挙がろうか? 本編を余り撮れなかった
群小監督としては、池田博(のち日芸教授)・二本松嘉瑞・長谷和夫・水川淳三・大槻義一・
桜井秀雄・田向正健(現・脚本家)・長谷部利朗・満友敬司・宮崎晃・仲倉重郎、、、キリが無い。

21この子の名無しのお祝いに04/08/06 04:43ID:U0NRKye9
さらに、井上梅次・渡辺裕介といった各社を渡り歩いた何でも屋までが参戦。そして大船
には、駄企画から佳作・大作まですべてを撮り上げた野村芳太郎がいた。
デビュー作を超えられなかったとはいえ、三村晴彦のように本来なら中堅として撮り続ける
べき才能もいたが、なし崩しにTVが主にならざるを得なかった。

これらの監督が残した膨大なタイトルを眺めていると、未見作にも小品・良品の趣がある作品がある一方で、
愚にもつかぬであろう食指も動かぬ作品も多い。やはり企画の乱れの元凶は城戸四郎なのだろうか?

監督の才能を問う以前の時点で撮らざるを得なかった事情がうかがえ、余り愉快な気分にはなりませんね。

ついでに小津は最晩年、TVのスタジオドラマを書き、木下は門下の人間を連れてTVに逃げ出した。山
田太一の才能が開花したのもTV界だった。こうした事態も大船の混乱を象徴していますね。

22この子の名無しのお祝いに04/08/06 05:00ID:U0NRKye9
>>20
>×森崎や東はまだ運が良い方だろう。→○森崎や前田はまだ運が良い方だろう。

客観的評価としては、映画・TVに何でもござれで捨て難い職人、という程度に落ち着くであろうに、
シネフィルたちが持ち上げて上座に挙げてしまった瀬川昌治も運がいいかもしれないw

余談ついでに、有名だが瀬川の師匠が松林宗恵。社長と旅行の雰囲気が似ているはずだ。
シネフィルたちよ、松林和尚は持ち上げないのか? ハスミが語らぬからか?

231904/08/08 10:54ID:76GaG2oP
>>20〜22
ははは、突っ込みありがとう。
ところで、スレ違いになるが、松林和尚が持ち上げられないのは、何と言っても見る
機会が少なかったからではないか? 平成に入ってからのまともな特集は、十年ぐらい
前のアムス三軒茶屋となくなる寸前の中野武蔵野ホールくらいだろう。
これでは、たとえハスミが語っていようが、シネフィルたちが持ち上げるのは難しい。
名画座にかかっているか、BSでよく放映されるか、ビデオで借りやすいことの
いずれかがなければ、真価は明らかにならずじまいなのだ。(これは大変残念である)
しかし、田中真澄さんや快楽亭ブラック師匠が持ち上げる作品は「マニアックすぎる」
とか言って敬遠されがちなのだな。(実は、彼らの批評眼のほうが正しいのに)

24この子の名無しのお祝いに04/08/08 14:14ID:9idZWlEE
>>23
とりあえず首都圏に限る。例えば瀬川さんは、旅行を中心にけっこうビデオが出ていたし、浅草での上
映もあった。たまにTV放映もしていた。アテネ系シネフィルのお陰でアテネで何度か特集もあった。

松林和尚はどうか? 東宝の戦記大作・社長は、それこそ浅草でよく観ることができた。
何本かはビデオも出ていたのではないか?(惜しむらくはキネマ倶楽部が多かったかな?)
ただ、アテネでは特集してくれないw

瀬川さんも松林和尚も、鑑賞可能頻度としてはそんなに変わらなかったと思う。作品の
質としても、正直変わらんでしょう?(ケナしてる訳じゃないですよ) 
DVD・CS時代になるまで、初期作品に幻が多かった点も同様。こんなに状況が似ているのに、
その方面のシネフィルは和尚を持ち上げただろうか? 作品の質じゃないのよ。
(松林和尚のインタビューがリュミエールに載っていた覚えもあるが、ハスミ御大自ら
 のものでは無かったし)

25この子の名無しのお祝いに04/08/08 14:15ID:9idZWlEE
>しかし、田中真澄さんや快楽亭ブラック師匠が持ち上げる作品は「マニアックすぎる」
>とか言って敬遠されがちなのだな。(実は、彼らの批評眼のほうが正しいのに)

CS時代になって、かつてのアムスですら掛からなかったような作品が普通に放映されるようになった。
しかし、邦画サイトがそんなに増えた訳でもないし、検索してもマイナーなタイトルは
やはり余り引っ掛かってこないことが多い。

「映画史」に残っている作品だけでも膨大だし、それ以外の作品まで等価に、わざわざ観てまで語ろうと
いう人なんかそんなにいないのでしょう、結局・・・。観てみると外れも多いのは事実だからね。

26この子の名無しのお祝いに04/08/12 17:10ID:sGfW2bGJ
家から近いから見に行くage

27この子の名無しのお祝いに04/08/12 17:58ID:CZcn5YPN
>>25
時間が足りない

28この子の名無しのお祝いに04/08/13 01:36ID:IuMbcW12
特集愉しみです。スレが立っていてありがたい。
実は渋谷監督って1本も観てないんで。
前田監督は以前フィルムセンターで観た『喜劇大誘拐』というのが
非常に面白かったです。

29この子の名無しのお祝いに04/08/13 16:41ID:5HbQbOem
渋谷の弟子である石堂淑朗曰く
「渋谷さんはシーンごとの迫力はあるのだが、繋がってくるにつれて流れが停滞する」
「ちょうど正反対なのが木下さん」
渋谷は木下について、「木下はヘンテコに上手いんだよなぁ」

渋谷の代表作って『本日休診』か『現代人』なのかな
個人的には獅子文六原作ものが好きなんだが・・・

30この子の名無しのお祝いに04/08/13 16:52ID:53nTSMlD
佐藤忠男センセイは「正義派」だとおっしゃっていました。

31この子の名無しのお祝いに04/08/13 23:31ID:5goH1qNa
とりあえず
「気違い部落」
だけは見ようと思っております<三百人劇場

渋谷実体験はこれまで「大根と人参」のみ
笠智衆のお茶目な演技が新鮮だった記憶あり

32この子の名無しのお祝いに04/08/15 16:43ID:bi6zW/gZ
三百人劇場ってどこだよ?
前田の「にっぽんぱらだいす」でも見とくかな

33この子の名無しのお祝いに04/08/15 21:55ID:qQrIZs0x
松竹には
小津、木下、渋谷という3人の大物監督がいて
それぞれのチームで集まる料亭とか店も別々だった
と池部良がエッセーで書いていた気がする

たしか木下と渋谷って犬猿の仲なんだよな

34この子の名無しのお祝いに04/08/16 22:51ID:p6lMJ5Y4
さっそく『本日休診』みてきました(三百人劇場・都営三田線千石駅A1
出口、薬局角右折スグ)。渋谷監督初見です。
見始め、テンポというのか、間というのか、かなり古臭く感じてしまった
のですが、しばらくすると落ち着いてスクリーンに入れました。小津とか
成瀬はそういった点ではモダンなんですかね。砂利船とか貨車に住んでる
人は出てこないもんな。でもこっちのほうがリアルなのか?
三国連太郎の強烈な戦争後遺症キャラ、放送できません。鶴田浩二が今か
らみるとかなり間抜けに見えるのだが、これがヤクザ役なんだな。
上映の機会が少ないのか、前日までの小林特集と比べると上々の客入りで
した。

35この子の名無しのお祝いに04/08/16 23:29ID:s25V6Vco
高いな、千円までで見せてくれないか。ちなみにラピュタは会員になれば、八百円だ。

36この仔の名無しのお祝いに04/08/17 01:31ID:rvR/OlBg
チケぴで10回券替え刃、1回あたり900円。
並んでいるおばちゃん軟派して夫婦と言えば二人で2000円。

37この子の名無しのお祝いに04/08/19 00:31ID:Q0RkqJHQ
小林正樹スレによると、300人劇場はこないだの小林特集では画面が暗いだの音が悪いだの、
トラブル続きだの、劇場のクオリティが散々だったようだが、前田渋谷のほうは
どうでしょう?

38この子の名無しのお祝いに04/08/21 20:57ID:jCsTi4Fy
『自由学校』と『気違い部落』みてきました。
前者は、序盤モタモタするも、中盤くらいからはそれなりに笑えたものの、
佐分利信にはもっとはじけてほしかった(って無理か)。笠智衆の暴れっ
ぷりを目撃して、『酔っぱらい天国』への幻想が肥大化。
後者は、タイトルがWにヤバく、伊藤雄之助・山形勲夢の共演ということ
で、いやがおうにも期待が高まるが、あまり楽しめず。芸術祭に参加した
のが良くなかったか。脇役豪華共演ってのはありえないんですかね。

39この子の名無しのお祝いに04/08/21 21:27ID:hOOmARb7
どうなっているの「気違い」?
ニュープリントだというのに台詞が聴き難く全然理解できなかったよ。
山田宏一が観にきてたね。

40この子の名無しのお祝いに04/08/21 22:42ID:lPNSSpB9
>>33
こちらもおすすめの本です
「松竹大船撮影所前松尾食堂」


41この子の名無しのお祝いに04/08/22 06:38ID:7Zpy1cfY
上映の問題なのか、フィルムの問題なのか、『自由学校』ともども、
確かに台詞は非常に聴きづらかったです。音が割れてるというのか。
あと、巻によって画面の中央は明るいものの、周囲がやけに暗いの
も気になります。16ミリだから?

42この子の名無しのお祝いに04/08/22 11:28ID:ctSw2clF
小林正樹の特集でも音は聞き取りにくかった。他の映画館では
そういうことはないんだけど。
これから渋谷をいくつか見に行きますが、そんな音質はきついなあ。

43この子の名無しのお祝いに04/08/22 15:17ID:pw2QwK9G
渋谷といえば伊福部や黛の音楽なんだから音質が悪いのはいかん
漏れはだいたい見てるから千石にはいかん


44この子の名無しのお祝いに04/08/22 17:49ID:7Zpy1cfY
『現代人』みてきました。
池部良の人物造型が非常に面白かった。行動力の源泉は恋狂いだったり
するのだけど。山田五十鈴のマダムはさすが。山村聡、多々良純もよか
った。昨日の2本はハズレだったけど、今日はよかった。やっぱりいろ
いろみてみないと分かりませんね。ただしフランス語の字幕入り。場内
の貼り紙によると、フィルムセンターにあるものも再公開時にシネスコ
にトリミングされたもので、これが唯一のオリジナルスタンダード上映
用フィルムとのこと。音も問題なし。

45雪城忠太郎04/08/23 00:40ID:eH104nlV
劇場のクオリティということでは、三百人劇場にも問題はあるだろうが、それでは、京橋の
フィルムセンターはどうなんだ?
溝口の「楊貴妃」なんて、以前に横浜のシネマジャックで上映したのに比べて画面が暗くて、
解像度が散々であったような記憶がある。衣笠の「地獄門」にも同様の印象を感じたぞ。
それから、フィルムセンターでは、オリジナルプリントを上映しているのにもかかわらず
クレジットの左右いずれかの文字の一部が欠ける場合が結構多いのも、どうしたことなのか?

46この子の名無しのお祝いに04/08/23 00:46ID:j9fh2QWm
>>45
フィルムセンターは、数年前から映写を請け負う業者が変わり、映写が悪くなった、
と言われている。

47この子の名無しのお祝いに04/08/23 09:39ID:+igIbbxB
三百人劇場はもともと演劇用の劇場だからなあ。

48この子の名無しのお祝いに04/08/24 20:40ID:VxIdIYn/
今日「バナナ」を見てきたけど、音質はかなり悪かったです!
かなり集中して聞かないと聞き取れません。
あそこの音響設備が最悪なのは、もう前からわかっていることだけど、
山中や鴛鴦ならいざ知らず、渋谷のしかもカラー作品であの音はあんまりでしょう。
あそこは椅子の張り替えなどする金があったのなら、音響設備にこそお金をかける
べきでした。
本当に困った映画館だ!

49この子の名無しのお祝いに04/08/24 22:26ID:mjMk9GJ5
『やっさもっさ』みてきました。
今日もたいへんよかった。小沢栄が悪人でなくて出てくる(しかも準主役)
だけで邦画ファンとしてはポイントが高いのだが、そういった点を抜きに
してもよくできた、考えさせて楽しめる映画だと思いました。ラストも盛
り上がりがちゃんとあるし、後半の小沢栄がそこはかとなくいつもの小沢
栄に戻っているところもよい。
いろいろな映画を撮っているのですね。『バナナ』もみたくなってきた。
入れ替え制とか、音響の問題とか確かにあるけど、特集上映でもない限り
こういった映画に接する機会はないから、感謝もしなきゃいけないのか。
客入りからして、そんなに儲かっているとは思えないし。

50この子の名無しのお祝いに04/08/25 01:57ID:+8+LwSqr
暗いと目が疲れるし、音が悪いと聞きとれなかったりしてイライラしてくるから、
見終わるといつも非常に疲れます。たしかに上映される映画は貴重なものばかりですから、
その点は感謝ですが。
明日は「悪女の季節」だ〜。

51この子の名無しのお祝いに04/08/26 03:26ID:2f/YVT3K
『悪女の季節』は、プリントの変色がかなりの度合いで、また例によって音響の関係で
音が割れたような、二重に反響した感じなので、セリフも何いってるかわかりにくい。
それでも、岡田茉莉子はきれいでしたし、作品自体はたのしめた。細かい人物関係の
説明が、長いセリフの中でなされるので、最初のほうは聞き取りにくいとかなり
フラストレーションがたまる。

52この子の名無しのお祝いに04/08/26 08:14ID:9XdFX7eE
音がいちばん聴き取りやすい位置ってどこなのでしょうか。
画面の関係で、私はいつも前のほうでみてますが。

53この子の名無しのお祝いに04/08/26 22:09ID:76L1YeEF
やはり前の方じゃないですか。
でも何処に座ってもやっぱり聞きづらいと思う。
岡田茉莉子は本当に綺麗ですね。

54この子の名無しのお祝いに04/08/26 23:20ID:+doj73bE
一番前はフィルムセンター常連の方々ご愛用の席なので遠慮しとく。

55この子の名無しのお祝いに04/08/27 10:53ID:pbJxno9a
「喜劇大誘拐」や「神様のくれた赤ん坊」は佳作だな。
大誘拐の方は後に岡本喜八がリメイク?して
(ミヤコ蝶々がそのまま出演)劇中で派手にヘリを飛ばしたり
したが、人情味重視の前田版の出来には及ばなかった。

56この子の名無しのお祝いに04/08/28 11:37ID:XXxmVuoU
>>54
遠慮する必要なんて全く無い。
みんな自分が座りたい席に座るべき。
そういった無用な遠慮が、常連達に変な勘違いを起こさせる原因となる。

もしかしたら54がその常連の一人?
自分が好みの席を確保したいが為の牽制だったりして....仮にそうだとしたら
発想が幼稚過ぎる(藁

57この子の名無しのお祝いに04/08/28 16:43ID:qbxofepg
『悪女の季節』と『もず』をみてきました。
『悪女〜』のほうは、序盤20分くらいまで、これはとんでもなく凄い
映画ではないのかと期待させられたものの、それ以降はわりと普通。山
田五十鈴と存分に渡り合っていた岡田茉莉子のせいではないが。入社第
1回となっていた杉浦直樹が中途半端だったかな。伊藤雄之助も失速。
プリントは、名画座ならばこの程度はまあ許容範囲という状態。
『もず』はカラーシネスコのきれいなニュープリントで、映画としても
こちらのほうがよくできているのかもしれないけど、ストーリー的にみ
てて辛すぎる。有馬稲子も、気持ちはわかるけど・・・ってかんじでよ
ろしくない。結末も救いようがなく、監督のシビアな人間観?
今日は中央1列目、2列目ほぼ満員御礼。書くまでもないけど、早いも
の順で好きなところに座るのは当然でしょう。

58この子の名無しのお祝いに04/08/28 18:40ID:UIHGpVrZ
>>55
映芸の前田陽一追悼座談会によると、前田陽一の「喜劇 大誘拐」も、下敷きにした
原作は天藤真だったのでは? という話。だが最終的にクレジットされず。
実は当初は瀬川昌治が監督する予定だった(だから脚本クレジットに残っている)

59この子の名無しのお祝いに04/08/28 23:47ID:qbxofepg
『悪女〜』でよかったので、岡田茉莉子目当てに『霧ある情事』もみて
きました。今日は入りがいいですね。
とにかく、菅井一郎の、日本の庶民の厚かましさの象徴みたいなダメ親
父ぶりに迫力があり一見の価値。加東大介が東宝から出張してきて、中
盤まで支えてくれてありがたい。でも、後半3分の1の逃避行は中途半
端なメロドラマなのか、イマイチかな。舞台もチト唐突。まだまだ青臭
ささえ残る津川雅彦のナイーブさがもったいない。
でもこれもシネスコ(松竹スコープ)カラー、ニュープリントで岡田み
たさでいいんじゃないですか。上映時間も1時間半。

60この子の名無しのお祝いに04/08/29 02:21ID:prIBbQ+H
後半がメインだったはずなのに、
前半を渋谷が拡大したと勝手に妄想。
支那饅の辺り。

61この子の名無しのお祝いに04/08/29 02:26ID:prIBbQ+H
岡田茉莉子と京塚昌子の対決ワラタ

62この子の名無しのお祝いに04/08/29 14:17ID:Xy14ZWE0
すでに何本か足を運びましたが、正直、今回の特集は、これまでの特集(成瀬、マキ
ノ、川島、丸根、沢島)に比べると、かなりグレードが下がっていて、見ていて、も
の足りなさが残ります。正直、まだ凄く感心した作品に出会っていません。とりあえ
ず、回数券が切れるまでは通い続けますが、本当に今一歩の映画ばかりです。
皆さん、本当に心から、楽しんでますか?

63この子の名無しのお祝いに04/08/29 20:17ID:MSFcLyon
>>62
禿同!全然おもしろくない。何が川島の師匠だ!品のない奴!

64この子の名無しのお祝いに04/08/29 20:28ID:xBgFGVAs
雨の中、『好人好日』と『大根と人参』みてきました。入りはイマイチ。
『好人〜』は、もう一歩でかなり笑えるのに、という感じで、ちょっと
モタモタ。それでも変人に添い遂げる淡島千景の奥さんぶりがいい。鉛
筆書きのオープニングから始まって、勲章泥棒含め、全編楽しめました。
しかし、本作でアクティブな岩下志麻が終盤ちょっと泣くシーンはかな
り残酷。それでも、きれいなおべべで嫁に行けたからいいか。
『大根〜』は序盤あたりまで楽しめたが、あとはしんどかった。「ザマ
ーミロ」に場内は沸いたけど・・・。長門に終始馴染めず。
小津はどういった映画にしたのだろう。別腹の娘のエピソードにもっと
重点を置いたのか。これが「記念」映画だったら、当時は怒った人もい
ただろう。難しいな。片っ端から、何が何でも「再発見」されるわけで
もないだろうから。

65この子の名無しのお祝いに04/08/29 22:44ID:RsW2d/Ui
>64
おそらくそのせいで、小津の一周忌に公開する予定が一月ばかり遅れたのでは?
>62
小林正樹特集だけだと特集を組む期間が短くなるので、「渋谷+前田」をオマケ
にしたのでしょう。丸根特集の場合も、大映を離れてからの作品は、ちょっと
どうも…というものだったとは思いませんか。
渋谷特集としては、戦前の作品がないのが、やはり特集の格を下げていますね。
また、前田陽一も「名画座で二本立千数百円前後でみる映画の名人」というのが
その本質でしょう。
三百人劇場には、今度は、斉藤武市、野村孝、西川克巳といった日活職人特集を
期待したいですね。(その折は、斉藤武市がチーフをやった田中絹代の「月は上
りぬ」や、西川克巳のお蔵入りした「スパルタの海」の上映を希望する次第)

66この子の名無しのお祝いに04/08/29 23:28ID:+KcT+ThU
>>62
渋谷に面白い映画なんてないんだよ。期待して行くな。

67この子の名無しのお祝いに04/08/29 23:49ID:KgMyvxwK
「大根と人参」遊びすぎだろ。
小津映画の常連があちこちに出てきて、、特にヒロインが意味もなく
一同に会するのは壮観だが、そういった点を楽しむだけの映画。

68この子の名無しのお祝いに04/08/30 10:04ID:kcgsESRu
>>64
「大根と人参」
小津記念映画でありながら
あくまで自分のカラーを通したところは
いいと思うな

69この子の名無しのお祝いに04/08/30 11:39ID:7wiQpeK7
つーか、渋谷実に小津の真似をさせるなんて企画はありえない。
脚本も完全に書き直しているし。

70この子の名無しのお祝いに04/08/31 01:30ID:BQLMaoV4
>>66
それは、今の渋谷の映画館における上映作品についてのことだと解釈しておきましょう。

71この子の名無しのお祝いに04/08/31 03:00ID:vurG8okD
でも司、岡田、有馬、加賀といった女優たち、とくに司葉子や岡田茉莉子は
すごくきれいではあったね。

72この子の名無しのお祝いに04/08/31 03:07ID:z0rIrOFX
有馬も綺麗だが髪型がおかしい。

73この子の名無しのお祝いに04/08/31 06:03ID:vurG8okD
>>64
今読んでて「別腹の娘のエピソード」を思い出したけど、このエピソードも、
なんだかポツンと置き去りにされた感じで、物語の上でもあまり
意味を成さない感じがした。このあたりからして、あんまり真面目に
撮ってないっていう気はたしかにする。
小津野田の構想にはあったのかもしれないが、全然深められていない。

746404/08/31 07:48ID:e1szhid3
野田高悟との「構想ノート」が井上和男(編)の全集(新書館2003)
に収められているようで、それは未見なのですが、山田風太郎の記述によ
れば、がんにかかった男が主人公で、それを告知するかしないか、家族が
右往左往するプロットだったみたいですね。その主人公はやはり笠だった
のかな? しかしいずれにせよ全く離れた映画になっていたな。
ただ、それは渋谷が悪いというのではなく、彼に撮らせる立場にあった
人だよね。黒澤みたいに弟子筋が担当すればよかったのかな。渋谷・小津
に友情や戦友めいた感情は互いに皆無だったのか。

75この子の名無しのお祝いに04/08/31 08:04ID:vurG8okD
>>74
なぜ山田風太郎?という感じもしますが・・・。交流あったのかな?
彼の戦中戦後の日記を読むと、小津はじめ、色々映画を見てますけどね。
その「山田風太郎の記述」はどこにあるんでしょう?
全集本もいずれのぞいてみます。
それにしても、信欣三が癌にかかって死にそうだったというエピソードも、
今久しぶりに思い出しました(笑)。観たのはかなり前ですし、こっちの記憶の
問題もあるが、本当に焦点の定まらない映画というか…。実際の映画を見ると、
笠-長門のドタバタ劇と、豪華な役者達、という点ばかり印象に残ってしまって・・・。

76この子の名無しのお祝いに04/08/31 21:04ID:sPec/Cok
焦点の定まらないのが渋谷調でしょう。そこを面白がれないと戦後の渋谷は
ただの最悪監督のひとりではないですか。

77この子の名無しのお祝いに04/08/31 22:03ID:e9bLfkG9
> 丸根特集の場合も、大映を離れてからの作品は、ちょっと
> どうも…というものだったとは思いませんか。
> 渋谷特集としては、戦前の作品がないのが、やはり特集の格を下げていますね。

確かに大映以後の丸根作品は面白くなかったけど、前回の特集では、
「春秋一刀流」「狐の呉れた赤ん坊」「天狗飛脚」など、天下の名作も
上映してくれましたよ。特に「天狗飛脚」は全時代劇のベスト5に入れても
よい位面白かったし。
渋谷の戦前作品は何故今回上映されなかったのでしょうか?

78この子の名無しのお祝いに04/08/31 22:32ID:e9bLfkG9
「虹をわたって」を見てきました。
フィルムの状態はかなり悪くて、雨が降りまくっていました。
キャストは天地真理、ショーケン、ジュリーとかなり豪華で、
天地真理とジュリーが歌いまくってくれるのが嬉しい(笑)。
もう、それだけで「前田監督、ありがとう」っていいたい位です(笑)。
天地真理は、今、冷静に見てみると、スタイルは悪いし、鼻は上を向いて
いるし、どうして一世を風靡したのだろうと不思議に思えます。
特にスタイルの悪さは凄まじく、スカートをはいているときは、引きの
カメラでは見られたものではありません。
“あ、ひくな!ひくな!”と心の中で何度叫んだことか(笑)。
共演の左時枝の方がずっと美人です。
そんな彼女がブリっこ(死語ですね・失礼)しながら、“虹をわたって”
を熱唱するのですからたまりません(笑)。
昔彼女のファンだった人は夢から覚めたように、赤面しながら、
この映画を見ているかもしれません。
彼女ほど時代に愛された女性はおそらくいないでしょう。

796404/09/01 00:02ID:Uyx+AVRY
天地真理(現在形)、この前NHKで歌ってましたね・・・。
作り物のすべてを吹き飛ばすノンフィクションのインパクトがありましたが、
前田監督作品もできるだけみたいと思ってます。
山田風太郎の記述は著作の人物臨終図鑑とやらの一節なのですが、ネット検
索の孫引きなので原典にはあたってません。すみません。
すまんついでに、いっしょにひっかかってきた田中小実昌の評によると「へ
たに小津調を真似ない渋谷実の映画は気持ちがよかった」とのこと。

80この子の名無しのお祝いに04/09/03 00:33ID:PEc8u+SY
「にっぽんぱらだいず」みてきました。
これは文句なしに傑作。
良い映画ですね。
香山美子の存在感は凄い!
とにかく未見の方は必見です。

81この子の名無しのお祝いに04/09/03 01:53ID:BPFweKkd
「にっぽんぱらだいす」確かに傑作。若き頃の長門裕行がいい味だしてる。むかしの邦画はすごかったんだよな・・




82この子の名無しのお祝いに04/09/03 12:38ID:LKVMTnOc
「にっぽんぱらだいす」見た。たしかにいいねこれ。
期待してなかったからちょっとびっくりした。


83この子の名無しのお祝いに04/09/03 20:10ID:hAlsfSoh
「にっぽん・ぱらだいす」は今回の特集の目玉の1本ですね。
他にもオススメがあったら、教えてください。
よろしくお願いします!

84この子の名無しのお祝いに04/09/03 23:23ID:yBDXFJ5V
前田監督特集も始動しておりますが、渋谷監督の『女の足あと』みて
きました。やはり序盤、どんな映画なんだろうとかなり期待させつつ、
うーむ。有馬稲子、ここでもメソメソ、ウジウジ。設定的には、古臭
い女性像とも言い切れない、同様の図式で細部を調整すれば今の連ド
ラにでもできそうな筋立てなんですが。終盤の強引な展開と救いよう
のない結末は相変わらず。戦前、戦後を経てきた人のシビアな人間観
か。大木実もよくわからない(あるいは分かり易すぎる)人物像?
フィルムは終始雨降り、かつしばしヤケたようになり厳しい状態なが
ら客入りは良好。
あと、山田風太郎、原典にあたりました。徳間文庫でした。

85この子の名無しのお祝いに04/09/04 00:29ID:0R2o4wDg
俺、『女の足あと』は面白かった。
有馬稲子はいつものごとくだったけど、これは題材に合っていた。

> 救いようのない結末

というか…何、あのエンディング(w

86この子の名無しのお祝いに04/09/04 00:32ID:0R2o4wDg
あれ大木実じゃなくて木村功だったら説得力あったと思う。

87この子の名無しのお祝いに04/09/04 00:46ID:Oc3bm78C
「ちんころ海女っ子」見ましたが、かなり微妙な出来です(笑)。
中村晃子はとんでもなく綺麗だと思うけど・・・。
ジャンルでいうと怪作に分類される作品ではないかと・・・。

88この子の名無しのお祝いに04/09/04 09:13ID:ErjbS8cJ
『ちんころ海女っ子』は田山力哉がホメてましたね。みてみたいです。
大木実じゃなくて、というのは確かにそうだなあ。
ここぞ木村功って感じですか。

89この子の名無しのお祝いに04/09/04 13:58ID:Uzf+GOst
ストリップの伴奏が民コロ愛唱の「幸せの歌」だというので笑えた人は何人ぐらいいたかな?
 幸せはおいらの願い   仕事はとっても苦しいが
 流れる汗に未来をこめて 明るい社会を築くこと
というやつです。
よく考えてみたら、「ちんころ海女っ子」の脚本は石堂淑郎なんだね。

90この子の名無しのお祝いに04/09/04 21:30ID:ErjbS8cJ
『バナナ』と待望の『酔っぱらい天国』みてきました。土曜は入りがいいですね。
『バナナ』は、やはり岡田茉莉子をカラーシネスコのきれいなプリントでみている
のがとにかく嬉しいという映画。小沢栄、菅井一郎の怪しい中国人合戦が不発でも
十分満足。尾上松緑のお父さん貫禄あり、杉村春子のよろめき演技も良し。筋書き
は終盤津川のアクションともども混乱ぎみで唐突なエンドでしたが。バナナ1本遠
足に持って行けばヒーローになれた時代のおはなしですよね。
『酔っ払い〜』、期待が大きいだけに、笠にもっと爆発してくれ!と念波を送り続
ける前半も、酒飲みにはたまらない状況もしばしありつつ、まだ後半の大爆発を
熱望。しかし、その後ブラックコメディとはいえ、あまりにもミもフタもない展開
となり、一方で有馬稲子の特出同様の中途半端さが惜しい。徹底すれば、語り継が
れる伝説の作品になっただろう。そこらへんは、弟子の前田監督に期待?
こちらは巻によって雨降るものの、そこそこのフィルム状態。
さしあたり渋谷監督特集は今日でお終いですね。

91この子の名無しのお祝いに04/09/04 22:44ID:0R2o4wDg
「バナナ」は確かに荒っぽいし、セットも貧弱だなあ。
「もず」取るために会社の企画受け入れたかな。

原作の獅子文六は戦前「海軍」を書いた岩田豊雄で、
笠原和夫が戦後殺しに行こうと思っていた人だよね。
確かにこの豹変ぶりはすごい。

92この子の名無しのお祝いに04/09/04 22:46ID:0R2o4wDg
>>90
> 一方で有馬稲子の特出同様の中途半端さが惜しい。

キャストロールで「有馬稲子(特出)」とありました。

今回『酔っぱらい天国』が一番面白かった。

93この子の名無しのお祝いに04/09/05 00:31ID:SseYRAtu
「にっぽん・ぱらだいず」は確かにいいけど、
>>80-82は誉めすぎじゃないかな。

しかしこれがデビュー作なんだから、
昔の松竹の助監督部は凄かったね。
前田はこの後ろくな企画を当てられてない。
松竹はホワイトカラーがまともだったらねえ。

94この子の名無しのお祝いに04/09/05 05:05ID:fNS7ArXi
>>93
当時、新人抜擢を要求した演出部に「いいシナリオを提出した者はデビューさせる」という
城戸のお達しがあったはず。選ばれたのが前田と水川淳三ではなかったかな?
大船の敷地いっぱいに遊郭のオープンセットが建てられたそうで、以後、ここまで
してもらった新人はいなかったという。大船の最後のいい時代ですね。

企画のマズさは、大船の監督さんたちはみんなそう。真価がわかる以前の企画ばかり
撮るハメになった。最近はCSでも観られるし、首都圏ならポツポツ上映もあるし、
再評価しておくれ。>>20-22 自分は残念ながら、CSもケーブルも持ってない。

95この子の名無しのお祝いに04/09/05 08:01ID:Kves3JHL
かれこれ12,3年前になるでしょうか。
当時私の勤務していた某制作会社に前田監督の
ビデオ映画の企画が持ち込まれたことがありました。
内容は強姦殺人鬼を主人公にしたもので、喜劇の達人という
監督のイメージとはかけ離れていて意外だった記憶があります。

96この子の名無しのお祝いに04/09/05 17:00ID:J+iHI3qK
>>95
森崎東もそうだが、撮影所出身なのでなんでも撮れる人だし、喜劇に執着していた訳でもないと思う。

もともと、前田さんは文学青年なので、シリアス志向だったのでしょう? 学生時代
からの友人である三浦哲郎の「忍ぶ川」も撮りたがっていた。晩年も南木佳士の「ダイアモンド・ダスト」
の企画を立てたこともあったそうだし。

いまは映画もTVも、往年のようなオーソドックスな監督・演出家がいちばん撮りにくいのよね。
「普通の」映画・ドラマが無くなった時代・・・悲しいわね。

97この子の名無しのお祝いに04/09/05 23:34ID:zB3GozyQ
まあ、今の人がヌルイと感じて敬遠するのは仕方ないけど、
(それはいつの時代も繰り返されることだから; 渋谷、木下の晩年をみよ)
60年代、70年代にいい企画を撮らせて貰えなかったのは可哀想。

> 喜劇に執着していた訳でもないと思う。

森崎なんてその喜劇の脚本で城戸(老醜)と揉めて首になったわけだし。

98この子の名無しのお祝いに04/09/06 19:29ID:inTDTdxd
「昨日の敵は今日も敵」を見ましたが愕然としました。
こんなヤバイ話を松竹で・・・・・・
当時は監督も含めてこの話の危なさに誰も気づいていなかったと
いうことですかね。
今見るとあまりにもタイムリー過ぎ。

99この子の名無しのお祝いに04/09/06 20:51ID:B1gz47zk
>>98
「喜劇 昨日の敵は今日も敵」は松竹ではないよ。ナベプロに出張して撮った作品。
ttp://www.jmdb.ne.jp/1971/cu001140.htm

100この子の名無しのお祝いに04/09/10 11:59ID:q/HZGg9v
100!
特集おわっても維持できればいいけど、前田陽一をこんなにまとめて見られるのは
そうそうないだろうなあ・・・。

101この子の名無しのお祝いに04/09/10 15:08:31ID:OlAG1Z0D
「喜劇 昨日の敵は今日も敵」は平田昭彦の代表作といえよう。

102この子の名無しのお祝いに04/09/11 19:52:45ID:Why4vKVp
『喜劇あゝ軍歌』みてきました。今日は地下鉄春日駅から山田宏一氏と同道。
まあデタラメな筋立てだけど、フランキー&財津の芸達者コンビでぐいぐい
話しを引っ張る。御霊神社(靖国神社)にさほどヤバさを感じなかったのは、
過剰な意味付けをされる以前の時代だから? それより例のごとく、中盤の
シーンのせいでテレビ放送できなくなっている。そこがやはりいちばんおか
しいんだけど。「涙を拒絶するドライな人間喜劇」というけど、今の日本か
らすると、「情」を強く感じてしまいますが。
もう明日で終わりですね。これしかみれないか。これから地道に拾っていく
しかないかな?

103この子の名無しのお祝いに04/09/11 20:30:51ID:VFzs/n/E
>>102
>御霊神社(靖国神社)にさほどヤバさを感じなかった

感じなかったとはどういう意味で? 日の丸を連想させるタイトルバックから全編、今の目から
見ると、プチウヨ・プチ保守が卒倒しそうなストレートな反戦喜劇そのものじゃない?

「原作」となっている早坂暁も前田さんも、戦争なんか大嫌いなんだね。生
理的にとにかく嫌い。理屈じゃない。

>今の日本からすると、「情」を強く感じてしまいますが。

一般的にイメージされる人情喜劇ではなく、ナンセンスが勝るけど、やはり当時の松
竹なのでウエットですね。賽銭泥棒のくだりのバカバカしさには参った。

10410204/09/11 21:04:01ID:Why4vKVp
103さん、このスレは荒れてほしくないので、できるだけ率直に書きますが。
チラシの煽りから予測していた聖域を侵すようなドキドキ感がもっとあるのかと
思っていたけど、映画全体を見終わった感想として、そういった高揚はなかった
ということです。前田監督が本作に反戦的な意味合いを持たせたかったのかもし
れませんが、それは今日みた私には伝わらなかったということです。
鈍すぎるって怒られるかもしれませんけど。
もちろん、私も戦争など大嫌いです。イラクの刑務所での虐待の実態など知ると
同じ有色人種として暗然たる気分になります。

105この子の名無しのお祝いに04/09/12 01:12:29ID:PtrWOi4Y
日本で「反戦デモごっこ」やってるのは212みたいな奴なんだろうな

106この子の名無しのお祝いに04/09/12 01:13:51ID:PtrWOi4Y
212じゃなくて103だった

107この子の名無しのお祝いに04/09/12 01:34:45ID:WhdJWiZL
>>104
前田陽一は反戦映画なんか撮らないよ。

好戦映画だって撮らないけど、
反戦映画撮らされそうになったら茶化しちゃうタイプ。

10810304/09/12 02:00:54ID:4wrdHDSZ
>>104
そうですね、森崎さんや岡本喜八ならもっと直截かもしれませんけどね。

>>105
もっと気の利いた煽り方をしないと、誰も引っかかりませんよ。

>>107
いやいや、『喜劇あゝ軍歌』は立派に前田調の反戦映画になっていますよ。日共的反戦とは違いますけどね。
国家から逃避して、最後に疑似家族的ユートピアでまとまる所などはまさしく前田調でしょ?

後年、TVで撮った『昭和の説教強盗』における、刑務所で結核で死んでいく思想犯の女学生
(つみきみほ)と、看護を命ぜられた妻木松吉(片岡鶴太郎)との心の交流のエピソード
などを見ると、前田さんの人間観・社会観は明白だよ。根は真面目な人だからね。

10910304/09/12 02:22:57ID:4wrdHDSZ
・補足 
>『昭和の説教強盗』

以前、ビデオ化されたことがあるようですね。レンタル屋やCS・地上波再放映などで見掛けたらぜひ。

上記のエピソード、実は昔観たきりで記憶が朧げなんですが、死を前にして、女学生が
転向を受け容れるのではなかったか? と思う。そのあたり、国家の圧力に負けた、という
描き方ではなく、刑務官にしつこく自分を説得することを命じられた松吉を慮って、女
学生が松吉への感謝の意を表するために転向する、というニュアンスの挿話では無かったかな?

記憶で書いたので間違っているかもしれないが、国家や思想よりも、人間の信頼や優しさの
方がよほど大事だ、という描き方になっていたと思う。
これを見てもバカなウヨ厨は「ブサヨが転向しただけだろ、プ」とか言うのだろうけどな。

11010504/09/12 02:49:43ID:PtrWOi4Y
>>108
たった一人の愚者を除いてはね・・・
ウヨもサヨもスクリーンの前では一人の人間なのに・・・
純粋に前田映画を愛せない103があまりにも不憫で、同情の念を禁じ得ない。

111103 04/09/12 02:57:59ID:4wrdHDSZ
>>110
愚者ですか? 少し長文を書き過ぎたのはお詫びしますが、早坂や前田の世代を考
えると、別に突飛なことは言っていないと思いますが? 

というか、いったい何が仰りたいのか、さっぱりわかりませんが? 後学のために、「前田は
そんなことを主張していない」という反証を示して頂ければ幸いです。
「にっぽんの喜劇映画 前田陽一編」でもお持ちでしたらなお幸いです。私は持っていないので。

11210504/09/12 03:54:07ID:PtrWOi4Y
前田映画の魅力を論じるのに「ウヨ厨」や「ブサヨ」なんて言葉を持ち出すこと自体がが突飛なんですよ。
総合芸術である映画を二元論で語ることの愚かさ・・・そろそろお気づきになってください。

11310204/09/12 20:51:29ID:UUDt/5Lq
103さん、教えていただいてありがとうございます。まだ前田監督総計5本
しかみてないんですが、『昭和の説教強盗』のタイトル憶えておきます。

114この子の名無しのお祝いに04/09/12 21:24:55ID:Q0Bt0rk2
ジャガーズが一番面白いって

115この子の名無しのお祝いに04/09/12 23:09:41ID:6grLw1IQ
でも、最高傑作は、デビュー作の「にっぽんぱらだいす」だろうが。
企画に恵まれずに、デビュー作以上の作品を撮れなかったのは、才能の浪費である。
責められるべきは、映画が斜陽化した「時代」なのか、それとも当時の松竹の首脳部か?

116この子の名無しのお祝いに04/09/13 00:04:02ID:kkeiDbSc
日本の映画に対する政策も。
戦前に行った集約そのまま松竹、東宝に引き継がせちゃったから…
幹部を公職追放した民生局が、配給を分離分割しなかったのは理解に苦しむ。

117この子の名無しのお祝いに04/09/13 00:08:13ID:jSbcAk/V
『にっぽんぱらだいす』後半、赤線の最終日で
螢の光を歌いながら別れを惜しんでいる連中に混じって
「お、何だ、卒業式か?」とか言いながらワンシーンだけ登場した
佐藤重臣が見られてお得感があった。
あと菅原文太も菅原通済も長門勇も。

118この子の名無しのお祝いに04/09/20 20:18:31ID:cCMdLWNl
全然話題に上りませんが、三百人劇場の特集最終日で
観たのですが「神様のくれた赤ん坊」って佳作ですね。
アラカンが観られただけでも良かったです。

119この子の名無しのお祝いに04/10/16 01:33:15ID:4xvtyH/7
特集が終わったらてきめん落ちまくりだなー。

120この子の名無しのお祝いに04/10/20 19:41:50ID:/CUR3VUK
なんせ見る方法がないからな。DVDにもなってないし

121この子の名無しのお祝いに04/10/20 20:10:33ID:E3WKx7Hp
衛星放送があるじゃないか。

122この子の名無しのお祝いに04/10/20 21:41:20ID:YwHzruuz
何とか維持しましょう。ネタ探してきます。

123この子の名無しのお祝いに04/10/28 22:05:57ID:aDeAeGlR
探しに行ったきり帰ってこないな・・・

124この子の名無しのお祝いに04/10/29 13:32:43ID:RIbldRc1
122さん遅いですねぇ…、僕もちょっと探してきます

12512204/11/03 21:42:45ID:eAv2u7Fz
みつかりました。フィルムセンター(京橋)での渋谷監督上映情報です。
例の追悼特集で、有馬稲子のウジウジぶりが堪能できる『もず』やります。
12月17日(金)19時と来年2月12日(土)11時。

126この子の名無しのお祝いに04/11/14 11:28:17ID:5mtvWTWF
>>125
二週間もかけてネタ探すとは・・・おつかれ!
俺も見習ってちょっとネタ探してくるわ。

127126 04/11/14 11:33:44ID:5mtvWTWF
みつかりました。シネマアートン下北沢で、前田陽一の「冠婚葬祭入門」。
12月1〜3日です。

また探してきます。

128この子の名無しのお祝いに04/11/14 23:55:13ID:vbfG6U6B
>前田陽一の「冠婚葬祭入門」。
見たことある人の感想希望

129この子の名無しのお祝いに04/12/07 01:55:43ID:z8r9kCOE
関西でも、年末年始、シネヌーヴォで同じ特集やりますよ。
楽しみですね。

130この子の名無しのお祝いに05/01/29 03:18:45ID:vBs3tMCJ
age

131この子の名無しのお祝いに2005/03/26(土) 11:48:22ID:5j702/Sk
NECOで『喜劇 仰げば尊し』見ました。
感動しました

132この子の名無しのお祝いに2005/04/18(月) 15:53:30ID:4jB2vQWd
関西の特集では全然書きこみなかったか・・・

133この子の名無しのお祝いに2005/06/14(火) 10:05:37ID:AgbiRV0L
「濡れた逢びき」結構面白いな。

134この子の名無しのお祝いに2005/06/19(日) 06:27:01ID:YVCleF0S
age

135この子の名無しのお祝いに2005/07/13(水) 09:37:57ID:Ho3aoGml
久々にあげ

136この子の名無しのお祝いに2005/08/16(火) 00:01:53ID:Q5RHawTI
話題なさ杉
新・唐獅子NECOでやってます、8月。

137この子の名無しのお祝いに2005/10/22(土) 22:09:20ID:VFseKO9x
ああ、去年はよかった

138この子の名無しのお祝いに2005/10/27(木) 23:10:16ID:yjK2deYJ
落ちそうだね。
ラピュタでこの前、高峰三枝子特集で『自由学校』上映してましたな。

139この子の名無しのお祝いに2005/11/08(火) 00:08:12ID:6Y/n/pGq
BSで「好人好日」放映。うーん、全編、こんなぽかぽかとしたシュールなユーモアに満ちた映画、
滅多にないよ。しかも誰も傷つかない。まさに夢見心地の1時間半。
まるでテンポアップしたジャック・タチの世界みたいだ。

笠智衆のボクシングスタイルに、渋谷のデビュー作「奥様に知らすべからず」(37)
を思い出してニヤニヤした。やっぱり笠さんは名優・怪優だと思う。
枯淡の境地みたいなイメージばかりが流布されているが、この人は本当に巧い(面白い)俳優ですね。

恐らくオリジナルはシネスコだったと思われるが、トリミングされたスタンダード版だったのが残念ですね。

140この子の名無しのお祝いに2005/11/20(日) 04:43:03ID:XPqeJsLr
岡潔かー

141この子の名無しのお祝いに2005/12/18(日) 21:38:39ID:h9l8G8fB
ほしゅ

142この子の名無しのお祝いに2005/12/19(月) 00:02:19ID:utWIqYqR
渋谷陽一?ロック板逝け

143この子の名無しのお祝いに2006/01/25(水) 21:51:33ID:u2YFgyr2
age

144この子の名無しのお祝いに2006/01/31(火) 16:04:11ID:FaeqKlei
渋谷も晩年は契約消化の作品も多い。
『現代人』も今見ると大したことはないが、『気違い部落』はすごい。
『飼育』など、大島渚の作品に影響を与えていると思う。

私が一番好きなのは、淡島と有馬が永井智雄と「親子丼」になってしまう
『もず』だね。
水木洋子の脚本の良さもあるが。

145この子の名無しのお祝いに2006/02/27(月) 06:00:33ID:5R4v/vPV
フィルムセンター小ホールにて『ちんころ海女っこ』鑑賞。
確かに中盤過ぎまで、微妙につまらない。富永一朗原案の艶笑喜劇ということなんだろうが、
監督の性格なのか、その方面は妙にあっさりしているし、中村晃子もただ若くて綺麗なだけ。
他のキャストも弱い。離島の観光開発も、今の時代からみてはいけないんだろうが、カラー
映画ゆえかえって貧乏臭く感じてしまう。ただ、終盤くらいからエンジンがかかってきて、
場内もかなり沸いていた。
ストーリーとあまり関係のない唐突な大運動会と、黒バックの夕陽はなんかのパロディ?

146この子の名無しのお祝いに2006/02/27(月) 21:30:46ID:hjJSczJ5
>>145
>ストーリーとあまり関係のない唐突な大運動会と、黒バックの夕陽はなんかのパロディ?

あれは、市川崑監督の『東京オリンピック』のパロディですよ。あと、南道郎の奥さんと
島の若者が部屋で浮気をするシーンは、ゴダールの『恋人のいる時間』のパロディ。

前田陽一監督は、パロディが好きな監督で、しかも、洋画とかのシブいところ
から持ってくるんですよね。有名なのは、『進め!ジャガーズ 敵前上陸』の、
『気狂いピエロ』や『第三の男』がありますが、『七つの顔の女』は、『黄金の七人』
のパロディ(緒方拳の「教授」なりきりぶりが笑える)、『喜劇 昨日の敵は今日も敵』は、
三島由紀夫の「盾の会」の自衛隊自決以外にも、フィリップ・ド・ブロカの
『まぼろしの市街戦』の要素も入っていると思う。あと、『三億円をつかまえろ』は、
ジュールズ・ダッシンの『男の争い』ではないかな?

あと、余談ですが、中村晃子って、漫画家のつのだじろうが描く女性
みたいな顔してるよね。


1471452006/02/28(火) 08:19:51ID:P3rOooJ1
ご教示ありがとうございます。やっぱりそうなんですね。
しかし、これと『気狂いピエロ』、『第三の男』あたりは分かる人が多いかもしれないけど、
その他の洋画のシブいところを持ってこられると感受できないですね。上映権の関係で無理
なんだろうけど、そういった作品をスクリーンでたくさん観たいなあ。

148この子の名無しのお祝いに2006/04/23(日) 23:38:27ID:RpTY+bYe
保守

149この子の名無しのお祝いに2006/06/05(月) 20:23:12ID:7MZ1a+B+
gea

150この子の名無しのお祝いに2006/07/14(金) 00:05:09ID:SwI7BYXy
あげますよ。
ちょっと前になるんですが、前田監督の『喜劇 冠婚葬祭入門』をフィルセン小ホールにて鑑賞。
『ちんころ海女っこ』と比べると、やっぱり監督の力ではどうにもならないキャストの違いを感
じましたね。三木のり平主演、由利徹&まだまだ生臭さたっぷりケーシー高峰、藤村俊二、森光
子、ヒロインは倍賞美津子、そしてアイドル役でのわれらが志ん朝師匠。映画のうえとはいえ、
朝サマの稽古風景なんかはファンにとっては涙モノ。演劇の師たるのり平の下、のびのび演技の
感。冠婚葬祭のみに力を発揮するという、のり平の位置づけも心地よい。基調としてのベタベタ
喜劇だけど、そんなに嫌味にならない。
ラスト、みんなでピクニックに出かける、ある意味むず痒いような、ヌルいような暖かさが、前
田監督独特の味なんじゃないかと、いま回想しておりますが。

151この子の名無しのお祝いに2006/09/16(土) 00:34:31ID:fjssG5/I
本日より、ラピュタにてレイトショー、前田監督『進め!ジャガーズ 敵前上陸』age。

152この子の名無しのお祝いに2006/10/28(土) 21:31:38ID:3/ee+Xij
保守

153名無し映画ファン2006/12/14(木) 09:04:26ID:c1RI1ohE
来年1月に衛星劇場で「生誕100年記念・渋谷実特集 Part1」を放送。
放送作品は以下のとおり
・てんやわんや
・自由学校
・本日休診
・現代人
・もず

154名無し映画ファン2006/12/16(土) 08:12:35ID:pSN+d1F6
衛星劇場にて前田陽一監督・天地真理主演の
「虹をわたって」を放送。1日・11日分の放送は終わったので、
あとは31日夜7時のみとなりました。お見逃しなく!

155この子の名無しのお祝いに2007/01/23(火) 23:59:35ID:9Lq49no4
渋谷監督の戦前作がみたい。
フィルムセンターにプリントがあるのは確認したが、上映されないね。

156この子の名無しのお祝いに2007/01/24(水) 01:35:16ID:W/T0LOD9
3月にシネマヴェーラで渋谷実特集やるんだね。

157名無し映画ファン2007/02/01(木) 19:56:22ID:RXkKauZU
今月の衛星劇場の渋谷実特集は「をぢさん」('43)と「桜の國」('41)を放送します。

158名無し映画ファン2007/02/01(木) 19:59:01ID:RXkKauZU
「自由学校」はいわば元祖鬼嫁と元祖専業主夫の話でしたね。

159この子の名無しのお祝いに2007/02/07(水) 21:01:57ID:AZ//9Xn6
「てんやわんや」と「自由学校」は面白かった。
佐野周二のちょっと頭の弱いお人好しぶりも良かった。
淡島さんのアプレも綺麗だったし。

160この子の名無しのお祝いに2007/02/17(土) 03:36:12ID:ZePi6uDf
シネマヴェーラの渋谷特集、ゲストに有馬稲子確定。

161名無し映画ファン2007/02/17(土) 15:44:15ID:DO+uS0r0
3月の衛星劇場「渋谷実特集 PART3」は、「奥様に知らすべからず」('37・デビュー作)
「受胎」('49)をお送りします。

162この子の名無しのお祝いに2007/03/04(日) 02:00:17ID:0uHS8B9K
3月10日より。そろそろなのでage

「祝生誕100年!監督 渋谷実」
http://www.cinemavera.com/schedule.html

163この子の名無しのお祝いに2007/03/05(月) 22:52:58ID:eM1T0uCU
渋谷実特集うれしい。

だけど「勲章」がかからないのはかなしい。いちばん見たいのに。

164この子の名無しのお祝いに2007/03/13(火) 21:42:20ID:Osj3aA1S
酔っ払い天国面白かった。
未見作品が多いので今回の特集は楽しみ。

165この子の名無しのお祝いに2007/03/18(日) 22:15:18ID:DXgfiHnr
渋谷は渋谷に敬意を評しつつ、シネマヴェーラに日曜日昼間から初遠征。『青銅の基督』、モノクロスタン
ダード、キズ少々のたいへん上質なプリント。入りは、休日にしてはちょっと寂しいか。
滝沢修扮する転びバテレン神父の大仰な舞台的演技がむしろ本作に相応しいのか? 原作では主役の岡田英
次がそのラストも含め情けなさ過ぎるし、香川京子とのメロドラマの置き場所が、この映画の展開では無く
されている。滝沢、岡田に意欲的に絡む太夫役の山田五十鈴も、その演技に感心しつつ立ち位置的に終始居
心地が悪い。微妙に肩の力が抜けた取締役人の三井弘次が中盤まで引っぱり、信欣三が渋谷映画キャラっぽ
い。石浜朗は単純バカにしかみえず、終盤ここぞの山形勲登場。 拷問場、隠れキリシタンの集会、そして
ラストのいかにも人形はご愛嬌のロングでの磔&火炙り祭(美術・松山崇)とか、カンヌコンペ部門出品の
大作、意欲作ぶりはビンビン伝わったが・・・。観賞後の満腹度は高いんだが、ストーリ−展開は気ままで
あるゆえ、半年もするとどんな映画だったか思い出すのが困難になるか。「怪作」に片付けられない過剰ぶ
りから、一部を除き退屈はせず。

166この子の名無しのお祝いに2007/03/21(水) 16:53:39ID:yVET690b
今回の特集、「商業的に上映可能な全作品」って銘打ってるけど、
どういう意味だろう?「気違い部落」を流すってことは
いわゆる「放送コード」ではないようだけど、なんで「勲章」にしろ
「受胎」にしろやらないのかな?フィルムの劣化?松竹の貸し渋り?

167この子の名無しのお祝いに2007/03/21(水) 22:47:57ID:r19+dMfT
続いて『モンローのような女』。カラーシネスコ、ほぼニュープリント。
序盤から森光子が支えるものの、バイオレンス笠@渋谷映画ver.がもう一つ不発で、物語の展開とともに
その負担が重くなる。とはいえ、テンションを保ち続けた加藤武先輩が、終盤「瞬間反省正座」前後の至
芸を見せつけ、場内有志とともに笑ってしまう。 公募によるヒロインは声が悪いこともあってか魅力薄
で、嫌味のないコメディエンヌぶりを発揮した年増役の千之赫子のほうがよっぽど可愛かった。
精神病院の描写から始まる“怪物”賀原夏子、山本圭の息子と森との関係あたりが渋谷ちっく。佐田、川崎
もそれぞれよかった。 ラスト、おきまりの抑えられない破壊衝動。後味の悪いちょいエロお正月映画。

168この子の名無しのお祝いに2007/03/21(水) 22:58:17ID:PpJ16PZ5
>>166
上映可能なプリントがなかった、ってことだろ。

169この子の名無しのお祝いに2007/03/22(木) 02:32:06ID:8xuf9iu5
上映用のプリントというのは、持ってるだけで税金の対象になってしまうので
需要が無くなると、さっさと破棄されてしまう。

と、聞いた事があるのだが
それにしては、擦り傷だらけ、切れ飛びだらけ、色は褪色してまっ茶っ茶
なんてプリントに時々ぶつかるのは何故だろう。

170この子の名無しのお祝いに2007/03/22(木) 03:17:08ID:8j3BrIEp
>>169
マジレスすると、松竹・東宝はプリントが磨り減っても昔から余りジャンクしなかった。
その代わりにレンタル料は若干高かったはず。大映はまあまあ。東映・日活は昔は相当にジャンクしていた。

90年代後半以降、CS・DVD等の登場で放送・ソフト用マスターを
作成する際、色調整の為にプリントもついでに焼くことが多くなりニュープリが増えた。
詳しい工程は不明だが、ネガからのネガテレシネよりも、プリントを起こしてテレ
シネした方がマスターの調整が容易らしい。
まあプリントについては何かとなあ・・・昔は映画会社は焼く予定がない作品の場合、どうしても見た
いという他人(ファンや劇場)にカネを出させて焼かせたりもしてたし・・・。
今は放映用マスターを起こすついでのプリントが増えたから、そういうバカなことをする奴も
減ったんじゃないか? 映画会社なんかに関わるとロクなことにならん一例。ちなみ
に監督によっては昔は自費で私家用の16mmを会社から買ったりしていたのよ。

171この子の名無しのお祝いに2007/03/22(木) 03:29:14ID:8j3BrIEp
>昔は映画会社は焼く予定がない作品の場合、どうしても見たいという他
>人(ファンや劇場)にカネを出させて焼かせたりもしてたし・・・

スレチだがこういう場合、興行の配給権は期限付きで焼いた人のもの、期限が切れるとプリントは会社のものとかそ
ういう契約になっていたらしい。結局は持ち出しで映画会社に協力してやっているようなものだ。
映画会社にすれば旧作のプリント興行のような儲からない仕事をやる気はないが、
アンタがカネを出せばやってもいいよ、ということだな。
市川雷蔵も朗雷会が相当にカネを注ぎ込んだらしいし。逆にひばりものなどは
ひばりのファンクラブだかが配給権を買い取ったらしく、ファンクラブ主宰
の上映会でしか劇場では見れない映画が昔は何本もあった。
シネマヴェーラもニュープリを劇場持ちで焼いたりしているらしいが、余りああいう業界に入れ込み過ぎ
ない方がよい。というか劇場を持った時点で内藤氏は破産ルートに一直線だが(涙

172この子の名無しのお祝いに2007/04/07(土) 21:05:29ID:3yw5cIVO
有馬稲子のトークショーをご覧になられた方はおられませぬか。
お話の内容知りたい。

173名無し映画ファン2007/05/03(木) 10:30:41ID:Qkw4RaU/
衛星劇場「渋谷実特集」放送作品

5月 part5
十日間の人生('41) 18日 15:00/22日 19:00/30日 9:00

モンローのような女('64)
11日 19:15/18日 13:15/23日 19:00

6月 part6
バナナ('60)/女の足あと

174この子の名無しのお祝いに2007/06/11(月) 21:01:03ID:ZCr2Jkk2
ラピュタのモーニングにて前田監督の『濡れた逢びき』。モノクロシネスコ、ニュープリント。
野村芳太郎&吉田剛脚本、原作あり。 主演男優の田辺昭知(スパーダース、現エージェンシー社長)
が、もちろん上手くはないけど味わい深くて、なかなかよい。序盤であっさりと嫌みな色男が退場する
あたりとか、ご都合的な展開が目につくながら、この頃の加賀まりこの存在感から、許容範囲か。 
監督お得意のニッポンムラ社会、特定郵便局長役、その奥さん、浮気相手の飲み屋の女将あたりもガッ
チリ脇を固め(歌奴はワンシーン出演)、お約束の喜劇的演出場面は冴え渡っていた。
全体としては、ブラックコメディにもスリラーにも分類できず、オチも読める(元ネタがあるか)のだ
が、どこか底流に感じられる監督の醒めた視線もあって、いいんだか悪いんだか判断が難しい音楽(検
索すると山本直純になっているが、字幕はいずみたく、だったような)が鬱を加速してくれる。
前田作品としては、異色作の範囲かな。個人的には、プログラムピクチュアの捨て難い佳作と感じた。

175この子の名無しのお祝いに2007/08/07(火) 03:03:15ID:g1pyzDFd
川崎市市民ミュージアムで「勲章」を観ました。
わざわざ観に行った甲斐はあったものの劇場内はガラガラ。

シネマヴェーラ渋谷での特集の時は何でかからなかったのだろう。

176この子の名無しのお祝いに2007/08/21(火) 23:33:40ID:0aJARxw9
『松竹大船撮影所前松尾食堂』の中盤「渋谷先生のわがまま」はなかなか強烈。
店の人をさんざん仕えさせといて、木下監督との仲が決定的に険悪になると、渋谷監督は
ミカサにさっさと鞍替えしてしまう。

177この子の名無しのお祝いに2007/08/22(水) 00:29:55ID:JngRO5Q5
>>175
「勲章」は今は俳優座に権利とプリントがあるはず。シネマヴェーラには貸してくれなかったのだろ
う。理由は不明だが商業上映には貸したくないみたいだ。

178この子の名無しのお祝いに2007/09/18(火) 23:54:29ID:GgBlozVH
文芸座GS映画特集、10月31日(水)『進め!ジャガーズ 敵前上陸』上映age

179この子の名無しのお祝いに2007/11/19(月) 23:49:08ID:CNBOmojz
文芸座「昭和32年へタイムスリップ」12月12日渋谷監督作品『気違い部落』上映age

180この子の名無しのお祝いに2008/01/28(月) 23:33:05ID:4Ve7Rs8u
京橋のフィルムセンターは、なぜ、所蔵の渋谷監督の戦前作品を上映しないのか。

181この子の名無しのお祝いに2008/03/13(木) 01:52:02ID:ZUnQygeB
松竹、清水宏のDVD-BOXを発売。

次こそは渋谷実の番だと信じたい。

182この子の名無しのお祝いに2008/05/10(土) 14:14:08ID:MlufPZ5K
「本日休診」DVD発売決定。

渋谷実の中でも面白くない映画がDVD化されるなんて…

むしろ「渋谷実DVD-BOX」の可能性が薄れたことが哀しい。

183この子の名無しのお祝いに2008/05/29(木) 23:17:54ID:M2RMMHmQ
文芸座・香川京子特集にて、渋谷監督による時代劇大作『青銅の基督』上映age

184この子の名無しのお祝いに2008/06/14(土) 23:41:47ID:am1ECuql
渋谷監督は愛弟子の家城己代治監督に、「たとえ何を切り詰めても、新婚旅行だけは精一杯張込め」
とアドバイス。

185名無し映画ファン2008/06/15(日) 01:54:19ID:46mKMJx2
>>175
そもそも「勲章」を製作したのは俳優座だしね。
松竹は配給のみ

186この子の名無しのお祝いに2008/08/08(金) 23:57:04ID:lD2RX3nM
家城監督は、律儀に正月挨拶に通っていたようだ。

187この子の名無しのお祝いに2008/08/19(火) 01:41:33ID:+GZkxkh8
渋谷実は他人が自分の家に来るのが物凄くいやで、
鶴田浩二が渋谷邸に正月の挨拶に行ったら、外で会ったそうだが。

188この子の名無しのお祝いに2008/08/31(日) 21:42:36ID:ZcS7Sf2E
津川雅彦も渋谷実の家へ突然訪ねたらものすごい形相で追い返されたと語っていた。

189この子の名無しのお祝いに2008/09/06(土) 23:11:56ID:RbsMmlwa
人見知りなんだね。
吉村公三郎、原研吉、大庭秀雄の四人で結成されたという「ティ・クラブ」で話題になった
外国文学、外国映画ってのはどのあたりなのかな。

190この子の名無しのお祝いに2008/10/14(火) 23:51:09ID:9wockGi5
東京国際映画祭、ニッポン・シネマ・クラッシク「不滅のスター競演〈男性編〉」、初日、
三國連太郎出演『本日休診』上映age。三國トークショー付き。

191この子の名無しのお祝いに2008/12/15(月) 23:48:48ID:JllSBAzB
年末、神保町シアター山田五十鈴特集にて、『現代人』&『悪女の季節』上映age

192この子の名無しのお祝いに2009/01/20(火) 23:49:32ID:TXHMujep
ラピュタ阿佐ヶ谷にて、全然そうなっていない大顰蹙、小津追悼渋谷監督作品、『大根と人参』上映age

193この子の名無しのお祝いに2009/03/16(月) 23:26:19ID:3E0Pkl/b
神保町シアター浪速映画特集にて、前田監督作品『スチャラカ社員』上映age

194この子の名無しのお祝いに2009/04/10(金) 23:52:48ID:inzesh1R
文芸坐4月15日からの淡島千景特集にて、渋谷 実 監督作品 2009春のプチ特集。
『気違い部落』、『もず』、『自由学校』、『てんやわんや』、『やっさもっさ』上映age

195この子の名無しのお祝いに2009/04/14(火) 23:53:44ID:C33oy4l7
神保町シアターにて、前田監督の『スチャラカ社員』。 カラーシネスコ、ニュープリント品質。
当時大人気TV番組(公開収録)の映画化で、序盤は細かいギャグの積み重ねがスクリーンではコテコテ
に成り切れないように感じ、むしろテレビと映画の立場が逆転した侘しさのほうが先行する感。
大阪独立革命の描写が中折れになってしまうあたりが非常に惜しまれる。監督が死の間際まで抱えてた
企画に、名古屋独立計画の作品があったというから、尚更。 
それでも中盤過ぎ以降、ここでは一応正統派二枚目役で出てくる藤岡弘が、やはりどうみてもオカシイ
という印象が加速するとともに走り出す。今の時代では絶対無理な、喰いモノ粗末にしまくりの、クラ
イマックス、ドライブインでのスパゲチィ投げ主体の暴力破壊シーンなんかは見応えたっぷり。
ラストの恒例、疑似家族によるお約束のピクニックシーン(on 琵琶湖)もまた、嬉しい。
あと、藤田まことと、白木みのるは、出てこなかった。 一応。

196この子の名無しのお祝いに2009/06/10(水) 23:40:57ID:3XY27zb3
渋谷監督のデビュー作、『奥様に知らすべからず』
とても、しゃれた作品だった。

197この子の名無しのお祝いに2009/08/19(水) 23:26:20ID:iaShf8Nd
神保町シアター、佐田特集にて『本日休診』、『自由学校』、『勲章』上映age

198この子の名無しのお祝いに2009/09/22(火) 23:43:58ID:L4DVtZ9v
フィルセン田中絹代特集にて、ようやく渋谷監督戦前作品、『母と子』、『南風』、『或る女』
上映age

199この子の名無しのお祝いに2009/11/05(木) 21:00:39ID:syjtJLKR
フィルムセンターにて、まず『或る女』。16ミリプリント、画面は時にキズ酷いが全体としては悪くない、
音声のほうが終始雑音伴い、気にかかるか。 
「発達史」では「主題が不徹底」と一刀両断、滋野辰彦も「丹念に演出」「戦時中の異色作」と評価しつつ、
「演出も平板で立体感が不足」とクサしているが、確かに眠くなった時間帯もあったような。 
それでも、抜け目ない庶民代表(といえばいいのか?)を演ずる河村黎吉が全盛期的な絶品で、これだけで
観る価値のある作品だと思ったが、どうか。ラストの若き佐野周二が、例のごとく剥き出しの正義感を徳大寺
伸に向けてブンブンブンブン傍若無人に振り回すシビアな愁嘆場なんかも、見応えたっぷり。
田中絹代がこういった形で思い詰める役はイマイチだとわたしは感じたが、木暮実千代のこの映画の位相とか
なり無関係に見受けられたマイペースにも驚きがあった。



200この子の名無しのお祝いに2009/11/11(水) 23:51:10ID:qRhN6W1V
続いてフィルムセンターにて、渋谷監督の出世作、『母と子』。音声も悪くなく、画面も十分納得レベル。
時に童女そのままな、捨てられようとしている吉川満子が素晴らしい。この人は、はじめから老け役として
ハマっていたとのことだが、みじめさに通じない哀れさが感受されて、インパクトが強い。 佐分利信も、
アンタそれでいいんか?レベルのとことんみじめな役回り。それでも“階段”シーン含めた、辞表を出すと息
巻いているシークエンスなんかは非常にユーモラスな一方、斉藤達雄の終盤の極めて残酷ながら男どもの勝
手なリアリティそのままな台詞がズバリはまる。食堂の娘役、水戸光子のほうが、田中絹代より仲良くなり
たい。当時指摘されたというミスキャストはお旦の河村黎吉なのかもしれないが、悪くないと思う。
1938年8月号の『映画評論』で絶賛されたというのは、当時の若手評論家に圧倒的に支持されたということ
なのかな。 脚本の柳井隆雄にとって、この時期『父ありき』とともにベストワークとのこと。

201この子の名無しのお祝いに2009/12/18(金) 23:51:21ID:GczgjLpQ
age

202この子の名無しのお祝いに2010/02/24(水) 12:33:19ID:e4YxQ83z
神保町シアター乙女映画特集にて、前田監督デビュー作
『にっぽんぱらだいす』上映age

203この子の名無しのお祝いに2010/05/02(日) 22:35:07ID:o0aF+HDq
神保町シアターにて、前田監督作品『次郎長青春編 つっぱり清水港』上映
age

204この子の名無しのお祝いに2010/05/20(木) 23:29:22ID:57bTc0r5
神保町シアターにて『進め!ジャガーズ 敵前上陸』。カラーシネスコ、ニュー
プリントに近い状態。 「わたしのちっぽけなプライドは、文芸大作を撮らない
ことである」との前田監督の言が、よく分かるような作品。ちょっとどうかな、
とも感ずる遊園地での追っかけシーンとか、チープな秘密基地のセットが妙に愛
おしい。ジャガーズのみならず、先日本当にお星様になった「星の王子様」、当
代貴乃花母、ピーナッツもどきの双子などなど、多彩な出演者をさばく手際も鮮
やか。てんぷくトリオはもちろん嬉しいが、伊東四朗がちゃっかりジャガーズ側
に入っているのが、ミソ。中村晃子が、何であんなにキュートなんだろう。
内田朝雄のマジ演技も素晴らしいと思うのだが、ラストのパロディも観ている間
は感受できないテイタラク。さすがに硫黄島上陸のワンカットには反応できたが。
作詞とクレジットされた井上ひさしとの関係は調べきれなかったが、後半に出て
くる「昭和元禄の歌」が、凄過ぎる。

205この子の名無しのお祝いに2010/06/08(火) 23:09:08ID:YcTdG7ae
シネマヴェーラにて7月10日(土)より、前田監督特集決定age

206この子の名無しのお祝いに2010/06/11(金) 00:04:19ID:melP3zcW
神保町シアターにて『次郎長青春編 つっぱり清水港』。カラーシネスコ、プリント
良好。オープニング、結構飛ばす。この頃、中村雅俊主演でいくつか撮っている?
法印の平田満、鬼吉の佐藤浩市、大政の原田大二郎はこんなものだろうという一方、
さんま(小政)も紳助(石松)もホンペンじゃあ大人しいじゃんか感。柄本明が二
枚目なのが一見の価値か。女優陣がもう一つ弱い中で、前田的家族が現出。
ラストをはじめ、“いろいろがんばってます”は伝わるお正月寅さん併映作。

207この子の名無しのお祝いに2010/07/13(火) 23:41:33ID:wbEHu+K2
シネマヴェーラにて『喜劇 猪突猛進せよ!!』カラーシネスコ退色プリント、
時にキズ目立つが、全体としては上々のコンディション。
オヒョイ&兵の主演作品なんて、昨日まで考えもしなかったが、石坂浩二の
軽やかな口八丁手八丁、チェリーボーイ藤村のリアル女体へのビビリ描写も
見事。そこに財津、伴淳、ミヤコ、そしてまた嬉しそうに登場する内田朝雄
らが支える。 「前田陽一としては空振りに終わった凡作」(杵麻旬子)と
いう厳しい論評もあり、確かに炸裂はしないが、軽くなりすぎない演出は引
き続き好調と感じたが、どうか。

208この子の名無しのお祝いに2010/07/17(土) 21:53:29ID:Pqzcos5i
シネマヴェーラにて『七つの顔の女』カラーシネスコ、真っ赤っかに
退色したプリント、所々ブツブツ切れており、話も飛ぶ。上映時間も
映画館の表記よりも数分短かったような。
岩下志麻ヒロイン+緒形拳・有島一郎・西村晃・左とん平というお仕
事スタッフ、音楽も元ネタにインスパイアされてオシャレ。むしろ、
ウェルメイドすぎて前田作品としては物足りなくなる? いつものテ
ーマがしっくり来ず、せっかくの財津一郎も本作ではもう一つ弾けず。
それでも状態のよいプリントでもう一度くらいはぜひ観てみたい作品。

209この子の名無しのお祝いに2010/07/18(日) 22:00:10ID:BpWdRiMV
シネマヴェーラにて『喜劇 右むけェ左!』カラーシネスコ、退色ホドホド、
キズもそれなりでわりと見やすいプリント。 自衛隊(習志野空挺団)全面
協力で、チラシアオリのタイガース戦車に乗っかって唄うシーン、お約束の
クライマックスの爆破シーンもいつもにも増して迫力たっぷり、いかりや、
ジャイアント馬場など、今日的には妙に不思議な豪華キャスト感。
犬塚の役は美味しいし、ストーリー展開的にもハチャメチャだと受け取りつ
つ、満足度は高い。

210この子の名無しのお祝いに2010/07/19(月) 21:23:13ID:GdMsQ9R0
シネマヴェーラにて『喜劇 命のお値段』カラーシネスコ、やや退色も
悪くない状態。 フランキー&財津の強力タッグ、医師会への皮肉な
描写とか食品公害など、わりとシンプルな社会風刺におさまりかねな
いのが、かえって物足りない? 脱線があまりない。 北林谷栄がい
つも以上の大げさなババア演技ながら、やたら客にはウケていた。ろ
うあバーのママ役、岡田茉莉子もそろそろトウが立ってきた感じだが、
良好。 歌わないけど、GS担当で若きショーケン。 手堅い。

211この子の名無しのお祝いに2010/07/20(火) 23:56:30ID:6KNrBNLK
シネマヴェーラにて『喜劇 昨日の敵は今日も敵』カラーシネスコ、雨降りキズ
やや目立つが、全体的に鑑賞には支障なし。 序盤は例のごとく、応援団なべ
おさみ、軟派バンド学生マチャアキに、女子空手部・范文雀がからんでのドタ
バタだが、平田明彦(最高!!)が登場してからは、圧巻。前田監督は独立国家樹
立が好きなんだなあ〜、と嬉しくなる。ナベプロ作品で又また布施明が歌い始
め、そこから始まる前田印のナンセンスなシークエンスに圧倒される。
キチガイ落ち、地上波放送不可、ソフト化困難も素晴らしい。

212この子の名無しのお祝いに2010/07/22(木) 23:59:03ID:uyyLI7zP
シネマヴェーラにて『喜劇 男の子守唄』カラーシネスコ、ニュープリント。
焼け跡世代のセンチメンタリズムがそこかしこに散りばめられているので
好悪が分かれる感じもするが、それほどウェットにもなり過ぎず、人情喜劇
に溺れ過ぎず、程よい感じ。倍賞の二役が不発気味。ミヤコ蝶々で映画が締
まる。財津の出番はワンシーンのみだったか? 肉体の門の再現シーンあり、
GS代わりのバタやんがシブい。 これも手堅い。

213この子の名無しのお祝いに2010/07/24(土) 23:45:28ID:DOKLtXCR
シネマヴェーラにて『喜劇 家族同盟』カラーシネスコ、キズ少なめ、痛恨の
『虹をわたって』代バネ。 思っていたよりも面白い。前田作品キーワードの
疑似家族を全面に出してみた中島丈博原作、監督との共同脚本。中村雅俊は、
監督のお気に入りだったのか? 中原を嫁に迎える過程が省略されているので、
中盤以降のドキドキ感が欠落。 有島、ミヤコは手堅くよく出来ているが、何
だかおとなしめ。それでも、終盤の火焔描写は焼け跡派の必須アイテムか。
拓ボンはハマリ役だが、なんだかかわいそう。

214この子の名無しのお祝いに2010/07/25(日) 22:19:08ID:kZcp3aL4
シネマヴェーラにて『三億円をつかまえろ』カラーシネスコ、時にキズ目立つが、
鑑賞に支障なし。冒頭のスタッフクレジットによれば、洋モノにインスパイアさ
れたらしい、わりとオーソドックスな金庫破りの菊島隆三脚本。
しかし、有島はともかく、長門勇+谷村昌彦の主演というのは、地味すぎ。特出
の三木のりとか、そこそこ出番のある財津なんかのほうが格上を感じさせる(由
利徹はインパクトを残せなかったが)。子連れ狼設定も不発か。ラストは良好。

215この子の名無しのお祝いに2010/07/26(月) 23:53:06ID:XTYyy/44
シネマヴェーラにて『喜劇 日本列島震度0』カラーシネスコ、ほぼニュー
プリント。期待が大き過ぎた反動か、率直なところびっくりするくらいつ
まらなかった。パニック映画のパロディというのか、いつも以上のドタバ
タを待つが、生温い町内避難訓練描写でお茶を濁される。 フランキーは
ともかく、不良区役所職員四人組はどうでもいい感じだし、悪役メイクの
財津もただただ不快な単純悪人キャラで、どうようもない。灰田勝彦本人
が歌いにくるところが、数少ない見せ場か。 オチも予算の範囲内。

216この子の名無しのお祝いに2010/07/30(金) 23:05:21ID:7xoDf01w
シネマヴェーラにて『涙にさよならを』カラーシネスコ、ニュー プリント。
橋幸夫のアイドル歌謡映画、そのスカしっぷりも最高だが、なぜか突然麻薬
組織にマークされ、危機迫るというお約束のストーリー展開、お話しのツナ
ギが悪くなるアタリでは、橋の歌と真っ赤なスポーツカーの疾走シーンで乗
り切る感じ。 検索していたら、渋谷師匠のたいへん失礼な小津追悼作品『
大根と人参』の併映お正月作品ながら、満員の当時観客の圧倒的な目当ては
こちらだったらしいほど、当時は人気があったとか。藤原釜は重し、若き倍
賞姉はもちろんよく、混浴シーンにドキドキ。昇進して間もない監督はスケ
ジュールの関係もあって粘って、橋に生意気な口をきかせたらしい。

217この子の名無しのお祝いに2010/08/02(月) 22:54:12ID:hs3mVezj
シネマヴェーラにて『起きて転んでまた起きて』カラーシネスコ、やや退色、
時にキズ目立つが全体としては良好なコンディション。 マチャアキ&なべおさ
みW主演の第三作(ナベプロ作品)とチラシにあったが、実質的にはなべ主演で
これがかなりイイ。零落後の借金返済ストーリーが湿っぽくならず、(東映)ク
レジットの大原麗子はかわいらしいし、いかりや、小松も快調。意外にボーリン
グの存在感がなかったが、ラストまで楽しく観れる。

218この子の名無しのお祝いに2010/08/06(金) 20:20:18ID:6FZf2yTC

三大喜劇王の生きざまを検証してみた

http://akiba.geocities.jp/pxzuwp/0204/43/286.html

日本の歴史との接点が数多くでてきた。

219この子の名無しのお祝いに2010/10/17(日) 07:09:18ID:dkA3fG0f
特集懐かしい

220この子の名無しのお祝いに2010/10/31(日) 18:23:37ID:47BmIXND
「好人好日」DVD出てたのね。
全然知らなかった

221この子の名無しのお祝いに2010/12/28(火) 23:57:13ID:lCZOE3UW
文芸座、新春三国特集、渋谷監督作品『本日休診』上映age

222この子の名無しのお祝いに2011/02/11(金) 23:08:39ID:Mpan7fVL
神保町シアターにて、渋谷監督作品『モンローのような女』
上映age

223この子の名無しのお祝いに2011/02/11(金) 23:24:18ID:N0RPiKs0
渋谷監督本日休診人間喜劇の傑作 一見の価値あり

224この子の名無しのお祝いに2011/03/02(水) 08:33:57.97ID:oHSV21WW
平成21年度補正予算 映画保存のための特別事業費により、渋谷監督作品
『狐』『敵機空襲』(野村浩将・吉村公三郎監督と共同)フィルムセン
ター収蔵age

225この子の名無しのお祝いに2011/06/02(木) 23:40:53.02ID:qRhN6W1V
『気違い部落』は映画にするまで3年かかったらしい。

226この子の名無しのお祝いに2011/06/06(月) 12:48:00.40ID:UEaDB5TY
スーちゃん酒宴の土佐の一本釣りて前田監督だったよね
昔テレビで見たことあるけどあんまりおもしろくはなかったかな

227この子の名無しのお祝いに2011/06/06(月) 13:54:26.15ID:4hDQkBRK
寅さんは渥美清の個性でシリーズが持ちこたえただけで、演出力では
山田と前田は五部か、むしろ前田のがやや上だろ。

228この子の名無しのお祝いに2011/06/06(月) 15:26:51.52ID:0p/Urp1V
五分

229この子の名無しのお祝いに2011/06/22(水) 23:08:19.69ID:p5lQdfuz
寅さんは、前田監督は嫌だっただろうな

230この子の名無しのお祝いに2011/07/10(日) 22:29:08.20ID:PIQ/OhWt
神保町シアター戦争文学特集にて、『本日休診』上映age

231この子の名無しのお祝いに2011/07/20(水) 18:47:21.75ID:edjAdUi6
この監督の作品は全部で10本みたけど
どれも中途半端でインパクトが薄い。
先日見た[大根と人参]も小津安二郎追悼の意味も
含めて意外性を狙ったのだろうけど
やはり従来の渋谷監督作品となんら変わらなかった。
それでもベストを挙げるなら[もず]か。。

232この子の名無しのお祝いに2011/08/25(木) 22:41:52.05ID:CKGlmGlA
銀座シネパトスにて、先日のヴェーラ特集プリント不良にて上映中止と
なった『虹をわたって』 ニュープリント上映祝祭上映age
(申込制?)2800円

233この子の名無しのお祝いに2011/10/20(木) 23:06:14.50ID:hz8rjnpj
渋谷監督は原研吉の離婚問題の際にも尽力している。

234この子の名無しのお祝いに2011/11/07(月) 22:55:30.44ID:rZuYaPTw
渋谷監督、フィルムセンター香川京子特集にて、『勲章』ならびに大作(&怪作)
『青銅の基督』上映age

235この子の名無しのお祝いに2011/12/01(木) 08:22:46.32ID:t+rVDXNc
神保町シアター岡田茉莉子特集にて、渋谷監督作品『悪女の季節』
『霧ある情事』上映age

236この子の名無しのお祝いに2011/12/04(日) 15:16:30.55ID:OPjVbIFq
フィルムセンターにて『勲章』キズ少々も状態良好。
俳優座からも監督助手やら照明助手といったスタッフが参加、役者陣にも
気合が入っているような。 小沢主演だが、わりと群像劇。こんな佐田啓二
が観れるにも渋谷監督のおかげか。小沢昭一(現場で出番が大幅に増えた
とか)、菅井きんといったスパイスの効きも絶妙で、香川の孝行娘もたま
らん。橋本忍(+内村直也、監督)脚本で中盤過ぎまで快調、場内の反応
も上々だったのだが、例のごとくラストは唐突でブラックに過ぎる。また
またイヤ〜な気持ちにさせられる。小津が心底嫌がりそう。

237この子の名無しのお祝いに2011/12/12(月) 22:52:36.42ID:ICrmEBsb
カットの声がかかって、その場がシーンとなっているところで、
渋谷監督は傍のキャメラマンに何やら耳打ち。
出演者一同の緊張感が一気に高まるが、その内容は、昼メシ何に
しようかというものだったとのこと。
(先日の岡田茉莉子トークショーでの証言)

238この子の名無しのお祝いに2012/01/28(土) 22:39:29.22ID:5tVqdP2B
神保町シアターエロ特集にて、前田監督作品
『ちんころ海女っ子』上映age

239この子の名無しのお祝いに2012/01/29(日) 07:37:53.33ID:+5O2Dvu2
ちんころ、昔観たときは凄くひどい状態のフィルムだったな。

240この子の名無しのお祝いに2012/02/08(水) 22:22:52.78ID:eHhHN5Zf
高知県立美術館冬の定期上映会にて「喜劇映画の異端児ー渋谷実監督
特集」age 2月19日(日)、25日(土)、26日(日)
以下10作品を上映
『奥様に知らすべからず』(デビュー作)『自由学校』『本日休診』
『正義派』『現代人』『気違い部落』『悪女の季節』『もず』
『バナナ』『好人好日』

241この子の名無しのお祝いに2012/02/13(月) 22:33:14.59ID:7+fcsMv5
>>240 行くつもり。1日3〜4作観なきゃいけないのがつらいけど。
「本日休診」は昨日BS3でやってて面白く観てたのに後半寝ちゃったし。
これを観とくとラクだったんだがなあ。

242この子の名無しのお祝いに2012/02/13(月) 23:19:18.24ID:yOgpgdFl
>>241
高知在住の方でしょうか?
一言ふたことでもいいので、ぜひとも率直な作品のご感想を
お聞かせください。

243この子の名無しのお祝いに2012/02/16(木) 21:48:59.61ID:B0hFU3i8
千景追悼で、「てんやわんや」もやって欲しいね

244この子の名無しのお祝いに2012/02/22(水) 09:24:18.98ID:R2U/SkF/
>>242 そうです、高知市民です。ここの方々のように見巧者でもなく知識もないので、トンチンカンな感想しか述べられないかもしれませんが。

『奥様に知らすべからず』(昭和12年デビュー作)○ 野暮を承知で言うと恐妻物はどう描いても妻がバカにされている感じが拭えないので
あまり好きではないのですが、現代とは異なるおっとりとしたテンポのよさ、恐妻家同士の友情、コップの水を別のコップに延々移しかえる
シーンが心に残りました。台詞が聴き取りづらく、肝心の笑いどころを聞き逃したような気もしていますが、“あんな”笠智衆が見られたのは
よかった、儲けものでした。

245この子の名無しのお祝いに2012/02/22(水) 09:43:22.94ID:R2U/SkF/
『自由学校』(昭和26年)○ 原作未読。
佐田啓二のキャンディーボーイっぷりに目が奪われてしまい、
主人公夫婦のことなど途中からどうでもよくなってしまいました。
夫婦の役割逆転の結末が微笑ましく、佐分利信の上衣の長いパジャマ姿が愛らしかったです。
観客は30代40代らしき人もいましたが、60代70代が中心で
(中には80代と思しき方も)、100人弱入っていたと思います。
この内容でこの動員数は高知ではすごいことです。
数日前亡くなったばかりの淡島千景登場の折には「おおっ」というどよめきが起こりました。

246この子の名無しのお祝いに2012/02/22(水) 09:59:20.04ID:R2U/SkF/
上記、うっかり結末に触れてしまいました。申し訳ありません。

『本日休診』(昭和27年)△ 原作未読。
次から次に人がやってきて問題を持ち込むので当然といえば当然かもしれないのですが、
全体的にガチャガチャしているように思え、観ていて疲れました。
現代の尺度で測ってはいけないのでしょうが、レイプされた女性に対する先生と警官の扱い、
「気違い」の三国連太郎の存在が悲惨すぎ、でも考えてみれば他のみんなも十分悲惨で……。
しかし出産費用18年滞納のおっかさんがレイプ被害に遭った女性を自分の息子には添わせたくないと
「差別」しながらもいたわってやるところ、三国連太郎を気違いと言いつつ皆で彼の妄想につきあってやるところなど、
いいなあ、と思いました。三国の妄想妄言シーンには、必ず老人からの笑い声が上がっていました。



247この子の名無しのお祝いに2012/02/22(水) 10:16:33.45ID:R2U/SkF/
『正義派』(昭和32年)◎「清兵衛と瓢箪」「正義派」ともに既読だが、忘却のかなた。
闇屋のおばさんのリアルで圧倒的な存在感(いい顔をしている)と、「正義」に対する
各人のスタンスの違い、悪事がばれたときの闇屋のおばさんの悲哀に満ちた醜悪さ、
闇屋の息子の絶望感をよく表現していたと思います。身につまされました。
果たして「清兵衛と瓢箪」を絡ませる必要があったのだろうか、と思いながら観ていましたが、
終わりまで見て納得。

この渋谷実特集は、チラシに「正義派」の佐田啓二と久我美子のツーショットが使われており、
私は佐田啓二の甘いマスク目当てに観にいったようなものですが、
「正義派」はもう一度観たい作品です。1日4作は疲労困憊でしたが、
来週も観にいく予定です。

2482422012/02/22(水) 23:54:12.22ID:SdZs7DhE
<<244
ご丁寧にありがとうございます。
他の観客の方々の反応もうかがえて、たいへんに参考になります。
『奥様に知らすべからず』は後年の、せっかく卓越した作品になるところを
自らぶち壊すふてぶてしい爺さんぶりからすると考えられない繊細な瑞々し
い新人監督作品であると思います。撮影時は残業続きで、松尾食堂でひとり
コンテを考え続けていたとのことです。
笠智衆は小津映画のイメージだけに閉じ込めてしまうのはもったいない役者
で、とくに渋谷作品では監督が意地のように違った様々な役柄を引き出して
いると思います。

249この子の名無しのお祝いに2012/02/23(木) 00:59:44.34ID:WwQIeDCW
>>244->>247です。『奥様に知らすべからず』は確かにしゃれた小品で、外国の作品のようでした。
太目の奥さんが可愛らしく、冒頭の美容体操のシーンは笑ってしまいました。
恐妻家の旦那が丈高く痩せ型なのも素敵でした。

前売り1日券1,000円(当日1,200円)という値段の安さが有難かったものの、
午前中に『奥様〜』を上映したあと1時間半ほどあいだがあって、
あとは10分前後の休憩を挟んでの上映、というスケジュールがきつかったです。
観客の動きを見ていると、やはり淡島千景の出る『自由学校』と『本日休診』
目当ての人が多かったように思います。
25日は2時間近く+2時間超えの作品が続くので、体調を整えて臨みます。

2502422012/02/26(日) 23:58:35.28ID:Grxn3JgK
『正義派』は未見です。いい作品とのこと、うらやましい。
『本日休診』は永らく代表作とされているけど、確かに時代的な劣化は
避けがたいようにも思います。
しかし渋谷監督自身がバリバリの慶応ボーイということもあってか佐田
啓二に遠慮がないというのか、貴重な演技が残っているのでは。

251この子の名無しのお祝いに2012/02/27(月) 21:44:03.72ID:ktAm7gzb
高知市民です。上映の時間割が、25日(土)現代人/気違い部落/悪女の季節/もず
26日(日)本日休診/現代人/バナナ/好人好日だったので、25日は気違い部落からスタートしました。
観客は20歳代らしき人も2〜3人いて、やはり60・70歳代が中心。全部で90人弱といったところです。

『気違い部落』(昭和32年)△
ユーモラスでアイロニカルな部落の人々の生態記録、という感じで観ていたら、
いきなりシリアスになって最後は登場人物の主張(?)で〆てしまうのがなんだかなあ、と思いました。
森繁の解説で始まって、ドライな感じで面白く観られそうだ、と思ったのに……。
上映前にフィルムが傷んでいるので音声や画面が途切れることがある由注意がありましたが、
ブツブツと頻繁に切れ、そのせいか、ストーリーの流れが少しわからないところがありました
(勝手に補完してむりやり理解していましたが)。
上映時間が134分とありますが、上映終了時刻が予定より10分近く早かったと思います。
ということは10分程度観られなかったということですよね……。
なお、団塊の世代と思しき男性が「大学時代に観たときピンとこなかった。
だから何十年ぶりに観れば感想も変わると思ったけど、やっぱり今日もピンとこなかった。
言いたいことはわかるんだけど」と一緒に観ていた友人と話している声が聞こえてきました。

252この子の名無しのお祝いに2012/02/27(月) 22:09:42.56ID:ktAm7gzb
『悪女の季節』(昭和33年)◎(○よりは上といったところ)
山田五十鈴と岡田茉莉子というタイプも年頃も違う2人の美女の容貌と姿、
ツケツケずけずけツンツンした物言い、かけあいをひたすら楽しみました。
白いたっぷりとした体の山田の入浴シーンは、近代の日本画を見るようでしたし、
岡田は超絶美人ネコ娘みたいで、あの口の利きようが本当にコケティッシュで魅力倍増でした。
そしてラストには3回連続で声を上げて笑わされてしまいました。
金持ちをやっている東野栄治郎をはじめてみたのと、
杉浦直樹は若いときより熟年以降のほうがかっこよかったことがよくわかりました。
バカバカしくてよいのですが、なんとなく話がごちゃごちゃしていたように思われ、
どこがどうとはいえませんが、もうちょっと整理して見せてくれればよかったのに、と感じました。

253この子の名無しのお祝いに2012/02/27(月) 22:23:52.82ID:ktAm7gzb
『もず』(昭和36年)◎(○よりは上というほうが正確)
お互い素直になれず、素直になってやさしい気持ちになればなったで結局思いがすれ違い、
傷つけ合ってしまう母と娘の関係をよく描いていたと思います。ラストに救いがありませんが、
素直にならないとお前もこうなるぞ、といわれたようで反省しました。
この映画でも魅力だったのはやはり淡島千景と有馬稲子の美しさをカラーで堪能できることです。
『気違い部落』の感想を述べていた先の60代の男性、この映画については
「成瀬巳喜男の出来の悪いやつみたいだね」といっているのが聞こえました。
なお、母が娘を愛人に紹介しようとする場面(左ふすまの陰に娘が坐っている)で、
左のふすまの向こうに黒い筒状のものが数秒映っていたのですが、あれはなんなのだろう。気になります。


254この子の名無しのお祝いに2012/02/29(水) 00:15:52.39ID:qbLzoiX4
>>251 >>252 >>253
おつかれさまです。
『気違い部落』は、タイトルのインパクトの割には、何だかイマイチなんですよね。
『悪女の季節』は破綻はあるけど、わりとよく出来た作品だった印象。
それで『もず』なんかはいちばん破綻がなくて、他人様にもお勧めできる作品だと
思っていたんですが、その60代のジイさんの評価はシビアながら、妥当かも。
やっぱり20歳代の観客は2,3ですかねえ。

255この子の名無しのお祝いに2012/02/29(水) 01:48:54.73ID:zURjiMto
>>254 高知市民です。
『気違い部落』の件、渋谷実は「笑わせておいて最後に真面目になって悪いのかねえ」
というようなことを言ったんだそうですね。
例えばNHKの朝の連続テレビ小説についての感想なんかを見ていると、
朝からドロドロしたものなど観たくない、とか、1日の始まりにふさわしいさわやかな物語を、
などという意見がよくありますが、私は朝からドロドロの真っ暗でも構わないと思うのと同様、
笑っていたのが最後に真面目になってもいいし、バッド・エンドで救いがないのが悪いとも思いません。
ただ、『気違い部落』はうまくいってないと思うのです(だってイマイチ面白くないんだもん)。つづく

256この子の名無しのお祝いに2012/02/29(水) 02:02:18.08ID:zURjiMto
つづき
『本日休診』で、レイプされた女性と戦争後遺症の男が悲惨すぎる、その他の登場人物もみんな悲惨といえば悲惨、
だと私は言いましたが、悲惨だから楽しめない、面白くない、と考えているわけではもちろんありません。
レイプされた女性の面倒を何くれとなく見てやる佐田啓二の母親が、
心の中では女性を傷物と思って息子の嫁になったら困ると考えている、というのも正直な話で、
この部分が原作にあるのかどうか知りませんが、ただあたたかいだけの人の心を描いているのではないところが
いいと思うのです。戦争後遺症の三国を「気違い」呼ばわりすることに抵抗があるわけでもありません。
悲惨を明るく面白く描くのはいいと思うのですが、やっぱりこれもなんだかイマイチ乗れなかったのです。

話は飛びますが、>>248の「せっかく卓越した作品になるところを 自らぶち壊すふてぶてしい爺さんぶり」
という一文にひどく興味を持ちました……。現代人・バナナ・好人好日の感想はまた後日にします。

257この子の名無しのお祝いに2012/03/04(日) 01:14:32.55ID:A3JI1qbu
高知市民です。26日(日)の観客は70人超といったところ。20歳代2〜3人。40歳代ちらほら。
やっぱり60・70歳代が中心。3日間とも男女比は1:1くらいでした。

『現代人』(昭和27年)◎
主要登場人物全員のキャラが立っていて、展開もスピーディーで飽きませんでした。
池部良のアプレっぷりは、光クラブの山崎晃嗣あたりを彷彿させるものがあり、
ダーティーななかにも一片の純情(というかもともとすごく純情な男だった気がする)
がよかったです。小市民山村聰のせこさも○。池部の姿のよさと小林トシ子の長い脚
に見とれました。小林の顔、多々良純に似ていると思いました。
なお、山田五十鈴を山田五十鈴と認識しないまま見て、あとでわかってびっくり。
バーのマダムの投げやりな色気が鮮烈な印象を残しました。『悪女の季節』の元三流芸者の
山田といい、本当に達者な人だったのですね(『もず』の三流小料理屋おかみもよかった)。

258この子の名無しのお祝いに2012/03/04(日) 01:30:06.46ID:A3JI1qbu
『バナナ』(昭和35年)○
『悪女の季節』と同様、とにかく岡田茉莉子の美しさをカラーで堪能できるのが一番魅力の映画でした。
ちゃらんぽらんな娘がいきなりシャンソン歌手デビューしてしまうなど、素っ頓狂なストーリーも微笑ましく、
津川父の作る中華がおいしそうで、杉村春子のアバンチュール未遂も見ごたえがあってよかったのですが、
芯となる津川のバナナがらみの話はつまらなかったです。
岡田茉莉子が実家で父親とべちゃべちゃ話していると、長屋の四畳半に洋猫がいるみたいで
アンバランスな絵ヅラが面白かったです。

259この子の名無しのお祝いに2012/03/04(日) 01:48:15.85ID:A3JI1qbu
『好人好日』(昭和36年)○(ただの○よりちょっと上。5段階評価にすればよかったです……)
笠智衆の変人っぷりが、時にしつこく感じられることもありましたが、さすが笠智衆、ほのぼのとおかしく、
あたたかい気持ちになれました。24年の時を隔てて、この映画でもボクシングをしていましたね。
この変人を理解して支えてきた淡島千景の飲酒癖のエピソードも面白く、当時の奈良の景色をカラーで楽しめたのもよかったです。
岩下志麻が戦争孤児であったという設定は、時代を表現するのにはいいのでしょうが、
あまり生かされていなかったように思えました。

以上幼稚な感想でしたが、10作品通して見てもう1度観たいと思うのは、
『正義派』『現代人』『悪女の季節』『もず』『バナナ』です。
なお、高知市内で5月13日(日)に『勲章』が上映される予定ですが(あたご劇場)、
残念ながら私は観られそうにありません。

260この子の名無しのお祝いに2012/03/04(日) 23:25:52.82ID:gEU1uXpe
>>257 >>258 >>259
引き続きおつかれさまです。
やっぱり60歳代以上が圧倒的なんですね。フィルムセンターとか神保町シアター
あたりと一緒なんでしょうね。
『現代人』は最後までキッチリ作っていて、今後はこれが代表作になるのか?
といった完成度の高さだと思います。池部良も台本に惚れて、松竹三巨匠の一
角からのオファーということで、五社協定的な圧力を跳ね返して出演して、結
果演技開眼のきっかけになったという有名な話があります。山田五十鈴もたい
へんよかったと記憶しています。見所がいっぱいあったので、また観たい。

261この子の名無しのお祝いに2012/03/06(火) 08:19:34.94ID:NdCMueQ6
時間のあるときに是非観てみて下さい。 → http://www.youtube.com/watch?v=zWPAktCuzK4
ネットの中では、「マスコミが真実を伝えない」ということは周知の事実で、
「9.11」「パールハーバー」「南京大虐殺」「3.11」・・の捏造はかなり知られて来ました。
知っているという人も断片しか知らない人がほとんどだと思います。
このシリーズは、それらの「本筋」を非常に分かり易く表しています。
一切の先入観を持たずに観ることをお勧めします。

262この子の名無しのお祝いに2012/03/09(金) 23:52:32.57ID:pWMc9T2F
文芸座、岩下志麻特集にて、『好人好日』上映age

263この子の名無しのお祝いに2012/04/05(木) 21:59:04.83ID:DPlZylmJ
文芸座、淡島追悼上映にて、渋谷監督作品
『てんやわんや』『やっさもっさ』『本日休診』
『自由学校』『もず』『気違い部落』
プチ特集上映age

264この子の名無しのお祝いに2012/04/05(木) 23:16:29.82ID:uMhgo///
はい

265この子の名無しのお祝いに2012/04/16(月) 23:22:55.63ID:qB/i58kr
神保町シアター80年代特集にて、前田監督作品、有島一郎出演
『家族同盟』上映age

266この子の名無しのお祝いに2012/05/03(木) 08:48:01.97ID:CZO+BpWs
高知市あたご劇場にて 5月13日(日)渋谷実『勲章』上映
12:55/17:05 当日1000円
(大島渚の『少年』も『勲章』とかわりばんこに上映されますが、『勲章』は
自主上映会によるものなので、『少年』を観るには料金が別にかかります)

267この子の名無しのお祝いに2012/05/14(月) 10:53:28.65ID:+61vxaf+
>>266を書いた高知市民ですが、『勲章』を観てきました。
感想は後日述べるつもりですが、上記の情報に間違いがあったので訂正させてください。
『勲章』のみが自主上映会によるもの、と書きましたが、大島渚の『少年』も同じ自主上映会によるものでした。
『少年』は高知でロケをしているため、40数年前の高知の町の様子を懐かしんで来る観客も多いだろうと見込んで、
動員数を期待できない『勲章』と2本立てにしたということです。
『少年』を観た人は、『勲章』を500円で観られます、という料金設定にしてありました。
上映にあたって、『勲章』の脚本を手掛けた橋本忍がメッセージを寄せてくれた、とのことで、
これが上映前に読み上げられました。『勲章』とはなつかしい、もう何十年も前の映画を上映してくれるとは!
どうもありがとう、というような内容でした。少年→勲章→少年→勲章→少年という上映順。
私はその日2度目の上映だった午後5時過ぎ始まりの『勲章』を観たのですが(『少年』を観たあと)、
観客は60歳代の男女が10人前後で、主催者側の見込みどおり、やはり『少年』目当ての人が多かったようです。
『少年』の上映が終わると、日曜夕方ということもあってか、皆ドドドと席を立っていきました。

268この子の名無しのお祝いに2012/05/14(月) 11:09:10.14ID:+61vxaf+
>>267の補足です。
午後3時過ぎスタートの『少年』は60歳代が中心の男女70〜80名が入っていたと思います
(30代前半とおぼしき男女も1組いました)。
なお、『少年』上映にあたっては、小山明子さんのメッセージと5万円がおくられてきたということでした。
『少年』は当日1300円(前売り1000円、60歳以上1100円、大学生以下500円)。
『勲章』は当日のみ1000円(60歳以上と大学生以下は800円)でした。

269この子の名無しのお祝いに2012/05/14(月) 11:31:56.18ID:+61vxaf+
たびたび失礼します。>>268に今回の『少年』上映にあたって小山さんのメッセージとお金がうんぬん、
というのは過去に『少年』を自主上映した際のエピソードのようで、メッセージとお金を送ってくれたのは監督本人。
でも、今回の上映では夫人の小山さんがメッセージを寄せてくれた模様。
早とちりと、スレ違いの話題で連投、申し訳ありません。

270この子の名無しのお祝いに2012/05/18(金) 23:54:10.34ID:4Az78nxh
>>267
存命の橋本忍からのメッセージが、あったんですね。
素晴らしい。 今日では旧作がプリントでどう上映されたかという
情報も重要だと思います。 『少年』の上映情報も貴重です。
『勲章』のご感想も、よろしくお願いいたします。

271この子の名無しのお祝いに2012/05/21(月) 22:18:06.53ID:2O4xp/Yf
高知市民です。自主上映会の代表者は『勲章』を「ブラックコメディ」と評しましたが、
私は旧時代の遺物が自滅していく様子が痛ましく、純粋な悲劇として観てしまいました。
もちろん滑稽で皮肉っぽく戯画的に描かれていて、笑ってしまうところも結構あったのですが、
主人公を私は嗤えませんでした。良い悪いは別にして、悲しい存在だと思いました。

息子を銃殺してしまうのはちょっと唐突な気もしましたが、「かわいそうなお父さん」と思っただけで、
いやな気持ちにはなりませんでした。銃を持参したのだから殺す気は明確にあったのでしょうが、
息子の出方によっては殺さずに済んだかもしれず、結果的には無理心中になってしまい、
父を捨てて好きな男のもとに走った香川京子に幸あれと祈るような気持ちになりました。
佐田啓二もとてもかわいそうでした。

とにかくギュウ詰めで退屈しない映画、という印象です。
俳優陣は豪華だし、主人公以外の登場人物たちのエピソードやキャラもみな面白く、魅力的でした。
東野栄治郎のすりガラスの仕切り越しのシャワーシーン、小柄ながら引き締まった肉体で、
よぼよぼのお爺さんのイメージが強いもんだからドキッとしました。当時40代後半だったんですね。

272この子の名無しのお祝いに2012/05/21(月) 22:40:14.06ID:2O4xp/Yf
>観客は60歳代の男女が10人前後で、主催者側の見込みどおり、やはり『少年』目当ての人が多かったようです。
>『少年』の上映が終わると、日曜夕方ということもあってか、皆ドドドと席を立っていきました。
>>267に上記のように書きましたが、『少年』を観てから『勲章』を観ると、『勲章』は500円で観られるが、
その逆は×。完全入れ替え制だったこともあって、『勲章』を観てから『少年』を観た人はあまりいなかったろうと思われます。

>>270 存命の橋本忍
私は橋本さんは故人と思い込んでいたので(失礼)、ご存命と知って驚きました。

273この子の名無しのお祝いに2012/05/25(金) 18:11:41.41ID:5SWPqPTO
情報遅くなったが
福岡市総合図書館・映像ホールで渋谷実特集開催中(27日まで)
「奥様に知らすべからず」「自由学校」「本日休診」「現代人」「正義派」「気違い部落」
「悪女の季節」「もず」「バナナ」「好人好日」「酔っぱらい天国」「大根と人参」

都合がつかず、先日「大根と人参」のみ鑑賞
まとまりはないけど、出演者が豪華でなかなか面白い
小津映画だったら見なかったろうな
プリントは完全じゃないが、まあいい方でしょう

274この子の名無しのお祝いに2012/06/22(金) 00:30:11.91ID:doRgrc6n
273ですが
一応ビデオで「好人好日」見てみました
音楽は黛だし、キャストも重なってるので
「大根と人参」とは紛らわしいなあ
三木のり平が出てますが、やっぱ社長シリーズがいいと思います。

275この子の名無しのお祝いに2012/06/23(土) 10:50:44.05ID:F3dqmByA
神様のくれた赤ん坊 赤ん坊ではなくて子供なのだが
渡瀬恒彦は本人と同じAB型役

276この子の名無しのお祝いに2012/06/27(水) 23:05:56.13ID:gjMe5uvk
『神さま〜』は泉谷しげる、吉行和子など、脇もいいですよね。あと長さも丁度いい。

277この子の名無しのお祝いに2012/06/28(木) 20:07:13.31ID:P3DLdB25
吉幾三、こんなこともやってたんだ

278この子の名無しのお祝いに2012/06/28(木) 22:14:44.04ID:90CAFhGN
8月はCSで地味に渋谷実まつり
衛星劇場で「敵機空襲」「てんやわんや」「自由学校」「現代人」
日本映画専門チャンネルで「悪女の季節」

279この子の名無しのお祝いに2012/07/03(火) 23:58:30.54ID:q8UQjcYy
7月10日(火)BSプレミアム21時〜「好人好日」澁谷実

280この子の名無しのお祝いに2012/07/19(木) 07:53:58.37ID:Hw1v/MI2
神保町シアターレイトショーにて、前田監督作品
『土佐の一本釣り』上映age

281この子の名無しのお祝いに2012/07/19(木) 10:09:06.59ID:4UkbdGdb
「にっぽんぱらだいす」は傑作だと思う。
最近再燃中の慰安婦問題などを考える上でも重要な映画だ。
ウヨにもサヨにも見て欲しい。
そこにあるのは人間のもって生まれた業のようなもので
ステレオタイプ化されたイデオロギーなどで安易に裁けるようなものではない。

282この子の名無しのお祝いに2012/08/08(水) 13:55:50.40ID:CTPv0GN2
「悪女の季節」

怪作ですね

283この子の名無しのお祝いに2012/08/09(木) 22:37:18.20ID:I07VdK1Q
文芸座、山田五十鈴追悼特集にて、『現代人』&『悪女の季節』上映age

284この子の名無しのお祝いに2012/09/25(火) 22:14:40.85ID:y45mO4oG
神保町シアターにて、名作、渋谷監督作品『もず』上映age

285この子の名無しのお祝いに2012/12/02(日) 22:55:38.47ID:0PDehhn6
「喜劇命のお値段」を見た。ハラワタに眼鏡を落っことす場面が面白かった。
ニセ聾者が、聾唖バーを経営してるという設定は、けっこう面白いけど活かしきれてなかった。

286この子の名無しのお祝いに2012/12/10(月) 02:19:18.38ID:NSdxedPc
渋谷「酔っぱらい天国」
前田「神様のくれた赤ん坊」
ビデオでの鑑賞ですが、どちらも素晴らしい
内容は対称的ですが・・・
別にDVDでもいいので、みてほしいですね

287この子の名無しのお祝いに2013/02/11(月) 15:51:45.71ID:X79/RjbV
文芸座、高峰三枝子特集にて、吉村公三郎監督と競作となった
渋谷監督の『自由学校』上映age

288この子の名無しのお祝いに2013/03/20(水) 20:30:15.97ID:v2pKVofh
高知市 龍馬の生まれたまち記念館にて 渋谷実「気違い部落」上映
4月14日日曜10時〜/12時40分〜/15時20分〜/18時〜
主催:小夏の映画会 料金:カンパなのでいくらでも可
私自身はあと10日ほどで高知を去るので観られないのですが……
小夏の映画会ではよい映画をたくさん見せてもらったのでささやかながら恩返しage

289この子の名無しのお祝いに2013/06/29(土) 11:30:09.37ID:qAq5WLFA
文芸座三國追悼特集にて、『本日休診』上映age
ラピュタ阿佐ヶ谷でも同じく破綻ナシ作品『好人好日』を上映

290この子の名無しのお祝いに2013/07/13(土) NY:AN:NY.ANID:doiXIIkc
渋谷実という人は典型的な職業監督というか、会社から与えられた脚本に何ら疑問を持たず、
そのまま演出してお終いといった感じの映画が多く、台詞がいかにも脚本家が頭で拵えて
書いた言葉をそのまま喋ってるって感じを受けてしまう場合が多い。
役者が上手ければそれなりに聞かせてしまい普通にいい映画になってしまったりもするのだが。

291この子の名無しのお祝いに2013/07/19(金) NY:AN:NY.ANID:p70WpDLd
若戸大橋が出てくる映画は多いけど、
今はなき、歩道歩くシーンが出てくるのは「神様がくれた赤ん坊」が貴重な存在

292この子の名無しのお祝いに2013/08/05(月) NY:AN:NY.ANID:X6NA2sBD
神シア森光追悼特集にて、渋谷監督作品『モンローのような女』上映age

293この子の名無しのお祝いに2013/08/23(金) NY:AN:NY.ANID:fnnYVX8u
渋谷と前田でなんで同じスレなの?

294この子の名無しのお祝いに2013/10/17(木) 21:47:06.97ID:nb6nByxw
文芸座犬塚特集にて、前田監督作品『喜劇 右むけェ左!』上映age

295この子の名無しのお祝いに2013/11/03(日) 16:04:37.68ID:rfB7sVfB
20話全てを演出した伝説の「手紙」を初めて観た
これほどまでの力作とは知りませんでした

296この子の名無しのお祝いに2013/11/24(日) 23:29:06.88ID:y4cpR5OU
東京フィルメックス…新旧の才能を世界へ発信
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news2/20131115-OYT8T00611.htm

 フィルメックスの特集上映で特筆すべきは、日本映画のクラシック作品を英語字幕をつけたニュープリントで上映することだ。海外の映画人にも最良の形で
日本映画の精髄を再発見する場を提供。世界に広げるきっかけを積極的に作っている。近年は渋谷実、川島雄三、木下恵介の作品がベルリン、香港をはじめとする国際映画祭などで上映され、評判を呼んだ。

297この子の名無しのお祝いに2013/12/29(日) 22:37:41.54ID:OdOWc46w
ラピュタ阿佐ヶ谷劇場版特集にて、前田監督作品『スチャラカ社員』
上映age

298この子の名無しのお祝いに2013/12/29(日) 22:59:47.13ID:qidn7TF0
先生!
\爆破しないのにこういう題名をつけるのはいけないと思います!
\___ ________________________
      V
     ∧_∧∩
    ( ´_ゝ`)/
 _ / /   /  
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ||\        \
 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||

299この子の名無しのお祝いに2014/04/23(水) 00:17:32.03ID:sS3pVqTy
今月はチャンネルNECOで
「涙にさよならを」

300この子の名無しのお祝いに2014/05/13(火) 22:11:14.17ID:FhB6ACEL
神シア美少女特集にて、前田監督作品『Let's豪徳寺!』上映age

301この子の名無しのお祝いに2014/05/24(土) 11:56:23.88ID:nlxsyjlz
日テレパクキン成次問題オクション古草ロスドバイ疑惑問題 タカ中学生リーマンうどんショップ連ドラライス

日テレパクキン成次問題オクション古ロスドバイ疑惑草問題 タカ中学生リーマンうどんショップ連ドラライス

日テレパクキン成次問題オクション古草ロスドバイ疑惑問題 タカ中学生リーマンうどんショップ連ドラライス

302この子の名無しのお祝いに2014/08/22(金) 23:03:28.16ID:jaks4mLp
age

303この子の名無しのお祝いに2014/09/19(金) 17:55:31.68ID:RWvpz4V7
渋谷実とのことで、1964年に小津安二郎が野田高梧と原案を練っていて死んでしまった脚本『大根と人参』を映画化する件が非常に面白い。
渋谷が映画の準備に入ったとき、ある日築地の松竹会館の社長室に渋谷が呼ばれて入った。すると城戸四郎は、
「おっ、渋谷君、まだ生きていたのかね」すると渋谷は、
「墓場に近いのはぼくより城戸さんでしょう」と切り返したそうだ。
城戸四郎は、前作の『モンローのような女』がひどかったので、渋谷を首にしたかったのだが、契約が1本あったので、仕方なく製作を認めたのである。
印象の薄い映画で、この直後彼は松竹を解雇される
渋谷実が好きで、しかしその割に彼の評価が低いのはなぜか疑問に思っていた。
それは渋谷が大変に非社交的で、子分も作らず、親分風も吹かせず、また助監督以下のスタッフの面倒を見る、
と言った世俗的なことを一切しなかったことも理由

304この子の名無しのお祝いに2014/10/05(日) 01:19:07.84ID:ERA1OrdI
渋谷晩年の作品は独特な味がある
「酔っぱらい天国」が一番ブラックで個性的
笠智衆にあれだけ演技させただけでもすごい
凡庸とは思わないが

305この子の名無しのお祝いに2015/03/10(火) 12:37:08.86ID:ieEJdtlv
>>303
ほう・・

306ディオバン事件で検索!!2015/05/04(月) 23:22:33.91ID:6N+dQP2k
【修造REMIX】乗るしかない! このビッグウェーブに 熱いぜっ!!【MAD】

https://www.youtube.com/watch?v=R0t_8LN0UhY

307聖マリアンナ医大病院20人資格取り消し2015/05/10(日) 02:18:18.85ID:d22yS/Qf
マスゴミ・売国奴・医療業界が隠そうとする真実-------------------安楽死------------------------------奴隷に勝手に死なれては困る

安楽死旅行企画が大人気|竹田恒泰チャンネル

https://www.youtube.com/watch?v=XmP1TRsAe88


武田邦彦:安楽死と大麻、そして売春・・・オランダに学ぶ

https://www.youtube.com/watch?v=nWV8YOY39tw


安楽死党

https://www.youtube.com/watch?v=8nU2UaSlGx0

安心して生きるために---------------------------------------安楽死制度------------------------------最後の保険

308この子の名無しのお祝いに2016/05/29(日) 17:07:07.03ID:TdQDptH4
BURRN!の表紙

2015年
1月 デビッド・カバーデイル
2月 AC/DC
3月 KISS
4月 SCORPIONS
5月 MOTLEY CRUE
6月 JUDAS PRIEST
7月 HELLOWEEN
8月 Ozzy Osbourne
9月 AEROSMITH
10月 リッチー・ブラックモア
11月 IRON MAIDEN
12月 DEF LEPPARD

1985年
1月 JUDAS PRIEST
2月 SCORPIONS
3月 ロニー・ジェイムズ・ディオ
4月 リッチー・ブラックモア
5月 IRON MAIDEN
6月 RATT
7月 MOTLEY CRUE
8月 Thin Lizzy
9月 ACCEPT
10月 KISS
11月 AEROSMITH
12月 ディー・スナイダー

309この子の名無しのお祝いに2016/10/03(月) 11:30:59.38ID:gvGLl7LG
土佐の一本釣りを初めて見ましたが昔の作品見るのが好きになってきた自分は下手な新しい邦画よりは楽しめた。

310この子の名無しのお祝いに2016/10/08(土) 14:50:43.95ID:DORWObOI
おや?これまた放浪紳士チャーリーさん、お一人だけですか!これは思わぬ良いもの発見!見ていてどこかで一度見てるような?「集金旅行」に似ている。
似ていると思ったらそれもそのはず、何と「集金旅行」のリメイクであるとのこと!どうりでよく似ているわけです。でもって、私としてはこっちの方が良い。
何とも心優しい雰囲気十分のいかにも日本的なロードムービーである。庶民的な感じ、気さくな感じ、何とも愛嬌のある二人のカップルが突然、
6歳の男の子を引き取ることになってしまい、旅を続けるうちにその子に対して本当の子供のように接しはじめ、そして、そして、あの台詞ですよ。
桃井かおりの小夜子の言う台詞「もしかしたら私達の考えてることって同じじゃないかしら?」ここにこの映画の良さが現れてるように思います

311この子の名無しのお祝いに2016/10/09(日) 16:53:03.34ID:XBjojHeO
映画プロデューサー風雲録―思い出の撮影所、思い出の映画人
単行本 &#8211; 2012/10 升本 喜年 (著)
松竹映画全盛期から斜陽の坂を転がり落ちるあたりが中心。特に興味深いのは澁谷実監督に付いて一章もうけてあるところでっす。
松竹映画の全盛期には小津安二郎、木下恵介と並んで松竹映画の三大巨匠と言われた澁谷監督。
しかし世界的名声の小津安二郎や再評価の機運も高い木下恵介にたいして、澁谷実監督は今は知る人も少なく忘れ去られた巨匠になっています。
松竹映画での最後の作品となった小津安二郎記念映画「大根と人参」
の製作過程を中心に描かれた澁谷実像は映画の斜陽と共に厄介ものとして扱われて捨てられいく様で悲しくも興味深い所です。

小津も絹代も寅さんも―城戸四郎のキネマの天地 単行本 &#8211; 2013/2 升本 喜年 (著)

312この子の名無しのお祝いに2016/10/13(木) 19:59:16.68ID:FvjsUy4V
<寅さんファン>
いま、勝手に命名したw 「男はつらいよ」と山田洋次映画こそが日本映画の娯楽・良心
の頂点と信じているような層。
山田以外の前田・森崎・瀬川などは観ない。山田でも寅さん以前の初期作品は観ない。 

<「カルト」映画ファン>
各媒体の煽動で映画を観る層。例えば石井輝男・崑・マスムラ・清順あたりを持ち上げるが、
他の大映映画や日活映画を観るとは限らない。
こういう層は動く時と動かない時の差が激しい。例えばユーロでも中平は入らなかったらしい。

他、監督やスター、東宝・東映・日活・大映などの個別のファンがいる。ところで、小津・木下・山田・
大島・森崎などのファンはいるが、余り松竹自体のファンというのは見掛けたことがない。
個性のあるヌーベルバーグ派や木下恵介派が独立プロやTV界に逃げたせいか? 城戸四郎の
悪影響か、冴えない企画が多く監督が使い潰されたせいか? 
野村芳太郎の雑多なフィルモグラフィーこそが、松竹大船映画を体現しているね。

社長や宗恵和尚を観るのは誰だろうな? 映画獣と東宝ファンかな?

313この子の名無しのお祝いに2016/10/24(月) 04:35:43.78ID:P4EkNjFD
 痛快さに、あらためてぶっ飛んだ     山根貞男

 「日本映画時評」の立ち位置は一貫しており、面白い映画に対する貪欲さで作品に向かい合ってきた。それが映画の面白さとは何かを探ることにつながるという確信のもとに。ただし、すぐわかることだが、映画の面白さなるもの自体が流動的であって、
けっして不変ではない。まさにそこが問題で、だからジタバタを強いられる。二十年にわたる悪戦苦闘は今後も同じようにつづくわけか。
 そんなことを考えているとき、東京のシネマヴェーラ渋谷で森崎東特集が始まり、何本かを見直した。何度も見ている映画ばかりだが、メチャクチャ面白い。なかでも『喜劇特出しヒモ天国』の痛快さには、
あらためてぶっ飛んだ。一九七五年の東映京都作品で、池玲子や芹明香や絵沢萌子や中島葵らのストリッパー嬢と、
山城新伍や川谷拓三や川地民夫らによるヒモとの、感情も欲望も丸出しのドタバタがくりひろげられてゆく。出演者から明らかなように、この映画に渦巻いている活力は、当時、
全盛期にあった日活ロマンポルノの勢いが東映特有の猥雑さと混こうした結果であろう。松竹出身の森崎東によって異種交配が実現したわけで、
そのエネルギーは三十年以上の歳月を越えて、びんびん響いてくる。荒っぽさが随所に見られるが、そのことを含め、かつての名作などではなく、いま見て、呆気にとられてしまうほど楽しい。
 こういう例に接すると、安心する。映画の面白さはたしかに不変ではないが、それが時を越えて新たな命をもつことも間違いないと実感できるのである。

 (2009年 キネマ旬報2月下旬号1526号  日本映画時評240より

314この子の名無しのお祝いに2017/03/17(金) 21:26:45.41ID:3NJ20srk
渡瀬恒彦さん追悼で前田陽一監督の「神様のくれた赤ん坊」
最近の渡瀬さんのドラマシリーズの原点みたいなロードムービーだったね

315この子の名無しのお祝いに2017/04/04(火) 18:00:01.22ID:BNhwapGu
>>312 (ピンク映画ではない)新東宝ファンを忘れるなよw

レンタルDVDで観られるのって『明治天皇と日露大戦争』ぐらいだもんで
数は少なそうだけどね。

316この子の名無しのお祝いに2017/08/24(木) 22:21:59.80ID:onBm7QVS
NHK教育を見て53422倍賢く喜劇王(c)2ch.net
http://nhk2.2ch.net/test/read.cgi/liveetv/1503566658/

317この子の名無しのお祝いに2018/02/13(火) 02:34:32.21ID:5CSQk7MM
いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
少しでも多くの方の役に立ちたいです
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』

50P7K

318この子の名無しのお祝いに2018/07/20(金) 03:16:45.56ID:MchEeBR6
「好人好日」見ました。面白かったです。あんなかわいい岩下志麻さん、初めて見ました

319この子の名無しのお祝いに2018/09/13(木) 20:47:30.59ID:lrmsE5jH
プロデューサーの高島幸夫氏がこんなふうに解説してくれたのである。 「あれはね、森崎東(とう)の感覚だよ。森崎東そのものだよ。
 森崎東「山田洋次というおのこ」『世界の映画作家』より森崎の証言、 "テレビも、僕二本でしたか、『男はつらいよ』を書きましたからね。
だから、映画の中で洋ちゃんが作ったものに、何かを付加しているとすれば、前田吟のやった役ですね。あの親子。テレビには出て来ない。"
 森崎東「映画はもうほとんど世界である」(野原編『森崎東篇』)より、 森崎"『男はつらいよ』のときに、「早い話が、俺がイモ食や、お前のケツから屁が出るかい」って言わせたんですよね。"
 森崎は何かで、「結構毛だらけ、猫灰だらけ」の後に続く「お尻のまわりは糞だらけ」は自分が付け加えたものと話していた。 見合いの席で、寅次郎が櫻という漢字を「二カイの女がキにかかる」と解くセリフがあるが、
これが受けた寅はさらに「戸に水と書いて尿、つまり小便だ。しかばねに米と書いてフン、つまりこれは糞ですよね、
あっしが変だなと思うのはね、戸にヒを二つ書いてこれがなんと屁なんだ。どうしてヘがヒか。つまり、おならはピーって洒落かと思って」とまくし立てる。これも森崎さん発案のセリフだろうか。
 シナリオ誌の脚本にはこの汚いセリフは無いのである。

320この子の名無しのお祝いに2018/09/13(木) 20:50:56.47ID:lrmsE5jH
ところで、彼の映画は、必ずトイレ(というよりも「便所」という方が正解か?) が出てきますね。森崎監督の「男はつらいよ・フーテンの寅」でもそうだったと思う し、
寅さんの口癖の「けっこう毛だらけネコはいだらけ、お尻のまわりは糞だらけ」 は、前半は山田洋次、後半が森崎東が考え出した文句なんだそうです。両者の性格の違いが判る説話だとは思いません

http://www.asahi-net.or.jp/~hi2h-ikd/film/morisakidata/cu002140.htm

321この子の名無しのお祝いに2018/09/13(木) 21:41:30.71ID:lrmsE5jH
映画「宝さがし百万両」1954年(半端なダイジェスト
昭和29年新東宝作品。
https://www.youtube.com/watch?v=xCrJnRYyMVk
監督・斎藤寅次郎 
脚本・八住利雄 

322この子の名無しのお祝いに2018/09/19(水) 01:57:02.46ID:BMNUcXqQ
悪女の季節、見てます

323この子の名無しのお祝いに2018/10/18(木) 12:28:28.78ID:eeYij20P
とても簡単な在宅ワーク儲かる方法
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

QRP

324この子の名無しのお祝いに2018/10/21(日) 12:22:59.00ID:LtbJTT+2
QRP

325この子の名無しのお祝いに2019/02/12(火) 03:47:32.55ID:C3ZzbaXe
デビュー作の監督だけあって淡島さんの自伝にはいろいろ書いてあるね
>>303さんが書いてるように人望もなかったみたいね
独特過ぎる笑いだったり妙な終わり方だったり、しかも当時は結構な人気監督だったというのも面白い。
マニアが飛びつきそうな要素も多いのにそうでもないのも

326この子の名無しのお祝いに2019/02/12(火) 14:02:00.37ID:fwoKIq7w
「自由学校」は佐田啓二も異色だが、高橋とよもはじけてるな
役者も使い方が面白いというか、かわった監督だね

327この子の名無しのお祝いに2019/02/17(日) 00:33:18.46ID:wRFuzw1G
「奥様に知らすべからず」(37)では、斎藤達雄がオウムの言葉に頭にきてオウムを食べちゃったり
「酔っぱらい天国」(62)では、笠智衆が酔って殺してしまった鳥たちの死骸を壁に叩きつけたり
異端の監督らしい場面があります。
「二人だけの砦」(63)も不思議な魅力のある映画でした。

ただ皮肉屋で有名だったらしいです。

328この子の名無しのお祝いに2019/02/17(日) 04:53:00.28ID:DYGAKD43
作品も皮肉がきいてるというか風刺が効きすぎてるというか
当時受け入れられてたのがすごい

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